266 research outputs found
授業評価と教員報告書から見えてくる今後の課題
四條畷学園短期大学FD委員会では、授業の改善と教育力を高めることを目的に授業アンケートを実施してきた。2017年度よりアンケートの実施方法を変更して2年が経過したので、アンケート結果を分析した。学生による授業評価アンケートは、各質問項目のポイントのヒストグラムが正規分布とならなかったことから、統計的な解析手法は使わずデータを整理・比較し、教員による授業評価アンケート報告書は回答を分類、傾向を探った。その結果、質問内容等について再検討の必要性を認識した
童謡のピアノ伴奏についての一考察 : - 原曲の特徴を損なわずに簡易化する方策を探る -
本学をピアノ初心者として入学した者が卒業して保育教育現場に就職しピアノの演奏に苦労していたり、保育者が歌唱教材を選定する際ピアノ演奏技術が足りなくて二の足を踏んでしまったりすることがあると聞き、童謡の伴奏を如何にして簡易化するかその方策を探ろうと考えた。本学ではバイエル終了程度の技術で演奏でき、しかも曲の持つ美しいニュアンスが失われないような童謡の簡易伴奏化に42年前より取り組んできており、その実践内容を詳しく調べ、自ら簡易伴奏の編曲に取り組むことにより、簡易伴奏化の手立てをある程度纏めることが出来た
非認知能力を育む保育に関する一考察 : 喧嘩場面での援助方法から
非認知能力を育むための援助の一つとして、喧嘩の場面を取り上げ、どのような援助が必要か整理し、考察した結果、子どもとの信頼関係を築くこと、喧嘩の経験は非認知能力を育むことができる意味のある体験であると意識して援助すること、子どもの思いをしっかりと受け止めたうえで、発達段階に応じて、具体的な解決方法を示したり、自分たちで解決できるよう援助したりすることが必要だと分かった。非認知能力を育むことができる保育者を養成するために、それらの内容をアクティブ・ラーニング等の手法を用いて、実践的に指導していくことが今後の課題となった
保育内容「健康」領域について : 「からだ」と「こころ」から
保育内容「健康」領域を四年前から授業を担当する事になったが、いつも私の頭を悩ませるのがその内容についての取り扱いであった。短大生向きのテキストは、毎年各出版社から送られて来るのであるが、どの本を見ても同じような内容であり、授業に使う気持になれなかったのである。その原因は、運動遊びの取り扱い方にあり、何故「体力」論からのアプローチをするのか、もつと他の視点からの運動遊びの接近はないのかと言う素朴な疑問からの出発である事を断っておく。The revision for the content of education was the task of immediate importance to adapt rapid change of social situation. The purpose for this study is to examine the main purport of the revision of the health area and the treatment of \u27body\u27 and \u27mind\u27. The method is to investigate the textbooks which explain the revision. The revision of health area emphasizes the correlation between \u27body\u27 and \u27mind\u27. The content mainly consists of \u27body\u27 part. However, there are inadequate explanations for \u27mind\u27 part. For the further study, it will be needed to investigate developmental stage in the relationship between \u27body\u27 and \u27mind\u2
文法重視の英語ライティング教材 : 原著:Who\u27s(...oops!)Whose Grammar Book Is This Anyway?
本書評では、米国の社会人向けに書かれた英文ライティング実用書をとりあげたが、英語を母国語としない外国人である日本人にとっても、英文法を重視し、その上にのっとった英語の修辞法を展開する本書が英語のライティング教材、参考書として有益である点を論じた。併せて、全文419ページに及ぶ原著をこの観点で利用するための読書法にも言及している
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