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    A Survey of Nursing Students\u27 Awareness and Attitude toward Disasters and Their Needs for Disaster Response Manual in Nursing Practicum

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    本研究は、臨地実習中の学生が災害時に自律して行動できる災害時対応マニュアルを作成するために、保健看護学科に所属する学生の災害対策の実態とマニュアルに関するニーズを明らかにすることを目的として行った。調査は、看護過程実践実習を直前に控えた保健看護学科3年生131名を対象とし、15項目からなる質問紙を用いて実施した。結果として、臨地実習期間中に災害が起きた場合に限らず、日ごろからの災害に対する準備や心構えがほとんどなく、学生の災害に対する意識の低さが明らかになった。しかし学生は臨地実習中のマニュアルの必要性は感じており、災害への意識の向上と自律した行動がとれることを目的としたマニュアル作成の意義は高いと考える。マニュアルの内容は、災害が起きた際の学生の対応だけでなく大学教員の対応や、大学への具体的な連絡方法と報告すべき内容、本学既存の安否確認通報システムの利用方法などの記載が必要であることが示された。今後は、学生がマニュアルを効果的に活用できるよう配布時期とともに、マニュアルの活用方法を学生に繰り返し説明を行うなど、学生の意識づけを促す必要がある
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