21 research outputs found

    音声認識による専門講義の情報保障の基礎的検討

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    聴覚障害者の情報保障の一つとして,音声認識を用いた字幕の利用拡大が期待されている。 しかし,音声認識には誤認識等の問題があるため,講師の音声をそのまま音声認識を行う方式での 利用では,誤認識が多く校正が困難という課題がある。本研究では,大学の専門の講義に対して講 師の音声に対して直接音声認識を行った場合の情報保障の実現可能性とその場合の校正の方式に ついて検討を行った。実際に講義で音声認識を実施した実験の方法と実験の結果について述べる

    聴覚障害学生に対するエリアワンセグを用いた情報保障に関する一検討

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    近年,エリア限定ワンセグ放送(エリアワンセグ)という特定の範囲に存在するユーザに対する新しい情報提供の手段が試行され始めており,複数の情報を組み合わせた情報保障への適用が期待できる.本稿では,ワンセグ放送の簡便で柔軟な情報提示の手段としての可能性を検討している.聴覚に障害がある大学生を対象としたアンケート調査の結果から,ワンセグ放送を用いた情報保障提供の有効性が明らかとなった.また,実際のシステム構築や運用上の課題を示している. Area One segment-Broadcasting(Area One-Seg) has been used for information service for the users who exist particular area. In this report, we constructed the remote sign language interpret / real-time caption providing system via Area One-Seg, and conducted hearing impaired students survey at actual lecture scene. The results show that about 80% of students presented positive response, and effectiveness of captioning history. Moreover, expected feature of One-Seg receiver to provide information assurance, and acquiring a broadcasting license are also discussed

    エアロビクス授業での視覚情報支援

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    筑波技術大学短期大学部(前筑波技術短期大学)では、一般教育の授業の中でエアロビクスを取り上げ選択授業として実施している。私達は、この聴覚障害学生に対するエアロビクス授業で多くの情報保障を試みた。学生に提示した情報としては、「手話通訳」・「文字情報表示」・「リズム表示」・「天井スクリーンによる情報提示」があり、これらの提示に対する学生の評価をアンケート調査した。情報支援の状況とアンケートの集計結果を報告する
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