Nucleocytoplasmic transport of Alp7/TACC organizes spatiotemporal microtubule formation in fission yeast

Ran GTPase activates several target molecules to induce microtubule formation around the chromosomes and centrosomes. In fission yeast, in which the nuclear envelope does not break down during mitosis, Ran targets the centrosomal transforming acidic coiled-coil (TACC) protein Alp7 for spindle formation. Alp7 accumulates in the nucleus only during mitosis, although its underlying mechanism remains elusive. Here, we investigate the behaviour of Alp7 and its binding partner, Alp14/TOG, throughout the cell cycle. Interestingly, Alp7 enters the nucleus during interphase but is subsequently exported to the cytoplasm by the Exportin-dependent nuclear export machinery. The continuous nuclear export of Alp7 during interphase is essential for maintaining the array-like cytoplasmic microtubule structure. The mitosis-specific nuclear accumulation of Alp7 seems to be under the control of cyclin-dependent kinase (CDK). These results indicate that the spatiotemporal regulation of microtubule formation is established by the Alp7/TACC–Alp14/TOG complex through the coordinated interplay of Ran and CDK

Usefulness of Serum C-reactive Protein in the Management of Adult Community-acquired Pneumonia

C-Reactive protein (CRP) is widely used as a marker of infection, but there is insufficient evidence as to its usefulness in patients with community-acquired pneumonia (CAP). In the present study, we investigated the clinical usefulness of CRP in a retrospective study of 242 patients aged 14 years who were hospitalized with CAP. Patients were classified into three groups according to the number of days between disease onset and the initial measurement of CRP as follows: Group 1, 0-1 day; Group 2, 2-4 days; Group 3, 5 days. Patients in Groups 2 and 3, who had more severe pneumonia, had higher CRP levels. Over time, CRP levels decreased in the responders in Groups 2 and 3; specifically, in Group 2, median CRP levels on Days 0, 3, and 7 were 9.85, 5.33, and 0.81mg/dL, respectively, compared with 9.99, 4.29, and 0.70mg/dL, respectively, in Group 3. In patients not responding to initial treatment, median CRP levels increased from Day 0 to Day 3 (4.32 vs. 11.70mg/dL, respectively). In all non-responders, CRP levels on Day 3 were>50% of levels on Day 0. In conclusion, when measured approximately 48 h after disease onset, CRP is useful for evaluating the severity of pneumonia and predicting the response to treatment. A good clinical outcome is likely when CRP levels on Day 3 are 50% of those on admission

Echocardiographic Features and Cardiac Motion in Electrical Alternans

A 54-year-old female with adenocarcinoma of the lung developed cardiac tamponade. An electrocardiogram revealed electrical alternans of QRS complex. An echocardiogram demonstrated a large pericardial effusion and pendulous motion of the left atrium as well as of the left ventricle. Echocardiographic features of cardiac tamponade and mechanism of electrical alternans were also discussed

Development of a Ceramics Pressure-tight Housing for Super-deep-sea Self Pop-up Ocean Bottom Seismometers

日本列島を取り囲むプレート境界周辺では、周期的に巨大な大地震が発生する。これらの地震による被害を低減するためには、地震の本質を理解し、その発生時期、発生確率、規模等を推測することが重要である。　 プレート境界の大部分は海底下に存在する。その構造を探査するために、エアガン等で人工的に地震波を発生させ、その屈折波を海底面状上に配置した自己浮上式海底地震計で検知・記録することが行われている。この自己浮上式海底地震計は、図１に示す耐圧容器内部に地震計、記録装置、電池等を配置し、図２に示すハードハットと呼ばれるカバー内に収容される。耐圧球は２つの半球からできている。半球と半球の接触面は、自己融着ゴムでシールされる。自己浮上式海底地震計は母船から海底に投下される。海底に着底後、一定の期間海底地震を観測し、内蔵の記録装置に記録する。観測終了後、母船から送られる音響信号により重りを切り離し、海面に自己浮上する。そのため、耐圧容器は軽量であることが重要である。 一般に、自己浮上式海底地震計用耐圧容器には、直径17インチのガラス球が使用されている。しかし、このガラス球の実用的な適応最大水深は6,000m である。そのため、東北地方太平洋沖地震が発生した日本海溝（最大水深約8,000m）には、これまで海底地殻構造探査の空白域があった。 一方、セラミックスは金属に比較して高い圧縮強度を持ち、海水による腐食にも強いなど、耐圧容器の材料として魅力的な特長を持っている。しかし、引っ張り強度が低いために、金属容器に使われる耐圧容器設計方法をそのままセラミックスに適応することができない。そのため、これまでセラミックスは耐圧容器としてあまり使われてこなかった。 筆者らは、これまでセラミックス耐圧容器の研究・開発を続けてきた。ここで紹介するセラミックス耐圧容器は、自己浮上式海底地震計への応用を目指したものである。すでに、このセラミックス耐圧容器を利用した７台の超深海型自己浮上式海底地震計が製作され、日本海溝周辺の海底地殻構造探査に利用されている。 セラミックス耐圧容器には、通常外部機器と内部の電子機器を接続するために、水中コネクタ用貫通孔が設けられる。この貫通孔周辺には、圧縮応力の応力集中と引っ張り応力が発生する。これらの影響を低減するため、筆者らは、図３に示すように、貫通孔周辺を補強する方法を開発した。その形状は、有限要素法による応力解析と水圧試験で確認した。適応水深は11,000mで世界の大洋の全てに適応可能である。日本セラミックス協会2015年年会（2015年3月18日～20日, 岡山大学津島キャンパス

FEM Analysis of Pressure-tight Ceramic Housings with Metal Caps

Date of Conference: 21-24 May 201

Development of Ceramic Pressure-tight Housings with Metal Caps

セラミックスは金属に比較して高い圧縮強度を持つとともに海水による腐食にも強いなど、耐圧容器の材料として魅力的な特長を持っている。しかし、引っ張り強度が低いために、金属容器に使われる耐圧容器設計方法をそのままセラミックスに適応することができない。そのため、これまでセラミックスは耐圧容器としてあまり使われてこなかった。本講演では、金属蓋とセラミックス円筒を組み合わせた耐圧容器の新しい設計方法を示し、有限要素法解析と小型耐圧容器を用いた水圧実験により、その有効性を示す。 一般に耐圧容器には、外部の機器と耐圧容器内部の電子機器を接続するために、水中コネクタ用の貫通孔が設けられる。この貫通孔周辺には圧縮応力の応力集中が発生すると共に、引っ張り応力も発生する。これらの応力を許容値以下にするために、同時に報告する「超深海型自己浮上式海底地震計用セラミックス耐圧球の開発」で述べるように、貫通孔周辺には細心の注意を払う必要がある。しかし、半球蓋の重量は円筒に比較してそれほど大きくない。そのため、俵型耐圧容器の場合には、蓋を設計と加工が容易な金属で作ることに、大きなディメリットはない。一方で円筒容器をセラミックスで作ると、金属に比較して大幅な軽量化が見込まれる。例えば、窒化珪素で直径300mm、長さ1000mm、耐圧60Maの円筒を作ると、その重量はチタン合金製円筒のおよそ半分になる。水中機器では、水中重量を軽減したり中性にすることがしばしば要求されるため、この円筒容器の重量低減は、大変魅力的である。 金属蓋とセラミックス円筒を持つ耐圧容器を実現する際の課題の一つは、その接触部分に発生する応力集中と、引っ張り応力である。筆者らは、金属蓋とセラミックス円筒間の摩擦係数を低減することにより、これらの応力が低減することを有限要素法解析により確認し、その後水圧試験でその有効性を確認した。 Fig.1 はその構造を示したものである。素材はアルミナセラミックスA479（京セラ）とアルミ合金A7075-T6を用いた。アルミ合金の表面はタフラム処理を施し、耐食性を高めると共に、摩擦係数を低減している。セラミックス円筒の長さは、その製造設備により制限される。そこで、より長尺の円筒が必要な場合を想定して、接続リングで円筒同士を接続することを試みた。接続リングも蓋と同じアルミ合金で製作した。最大耐圧は60MPaとした。水密は、Oリングで確保している。この耐圧容器は基礎実験用に作製したため、蓋と円筒の固定はテープで行っている。実用化する場合には、内部構造等を利用して、蓋と円筒を固定する必要があるが、それほど困難ではない。水圧試験は最大60MPa で7回の繰り返し加圧を行ったが、剥離やチッピング等の異常は全く確認されなかった。日本セラミックス協会2015年年会（2015年3月18日～20日, 岡山大学津島キャンパス