2 research outputs found

    精神疾患患者の排尿障害改善に骨盤底筋運動を導入した効果

    Get PDF
    精神疾患により長期薬物療法を受けている患者の排尿障害改善に向けて、骨盤底筋運動と学習会を行った。約7か月継続し、対象とした6名中3名に残尿量の減少傾向や自覚症状の改善がみられた。改善がみられた一因として、①骨盤底筋運動の意義を理解して取り組むことができたこと、②運動の効果を実感し、より主体的に取り組むことができたことなどが考えられた。また、6名中3名は排尿障害改善が確認できなかったが、その一因として、①骨盤低筋運動と排尿障害改善の関係が十分理解できていなかったこと、②肛門を締めるなどの運動が効果的に実施できなかったこと、③精神症状が安定せず薬剤の変更・増量があったことなどが考えられた
    corecore