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2005年度 Ⅳ.南アジアの仏教美術入門
金沢大学人間社会研究域人間科学系1. 序:仏教の歴史・仏たちの世界 546 / 2. バールフット:仏陀なき仏伝図 549 / 3. サーンチー:前世の物語 553 / 4. ガンダーラ①:永劫回帰の物語 556 / 5. ガンダーラ②:大乗菩薩信仰の萌芽 559 / 6. マトゥラー:礼拝像の誕生 564 / 7. アマラヴァティー:仏塔信仰の諸相 567 / 8. アジャンタ:石窟寺院の荘厳 571 / 9. エローラ:大乗仏教から密教へ 574 / 10 オリッサ:日本密教の源流 578 / 11. ビハール・ベンガル:釈迦からはなれる仏たち 581 / 12. ボロブドゥール・チベット:仏教美術を俯瞰する 58
2006年度 Ⅳ.仏教の信仰と美術 : 弥勒・文殊・普賢を中心に
金沢大学人間社会研究域人間科学系1. 大乗仏教の若き勇者たち 697 / 2. 弥勒①信仰と文献 699 / 3 .弥勒②神話と造形 703 / 4. 弥勒③救済者としての弥勒 706 / 5. 弥勒(4)弥勒信仰の諸相 709 / 6. 文殊①童子神の姿 712 / 7. 文殊②五台山文殊 714 / 8. 文殊③忍性の文殊信仰 718 / 9. 文殊④個の救済・社会とのかかわり 721 / 10. 普賢①普賢と十羅刹女 724 / 11. 普賢②普賢延命法 727 / 12. まとめと展望 73
2005年度 Ⅲ.インドと日本の仏教儀礼の比較研究
金沢大学人間社会研究域人間科学系1. 序①:儀礼の世界をのぞいてみよう 515 / 2. 序②:仏教儀礼を知るための最小限の基礎知識 517 / 3. 聖と俗の接点①:プージャー(供養法)の内容、形成、展開 519 / 4. 聖と俗の接点②:護摩、十八道次第にみられるインド的要素 522 / 5. 宇宙の開闢①:建築儀礼とマンダラ制作儀礼 524 / 6. 宇宙の開闢②:神話世界の再現 527 / 7. 人生という円環①:人生儀礼と通過儀礼 529 / 8. 人生という円環②:灌頂儀礼と完成式 531 / 9. 個の超越①:仏を生み出すテクニック 観想法・観仏 533 / 10. 個の超越②:見ることによる救い 念仏・臨終行儀・迎講 535 / 11. 国家儀礼から私的修法へ①:後七日御修法と鎮護国家 537 / 12. 国家儀礼から私的修法へ②:王権儀礼・舎利・宝珠 540 / 13. まとめ:ふたたび儀礼とは何かを考える 54
2006年度 Ⅲ.マンダラから見た日本の宗教
金沢大学人間社会研究域人間科学系1. 両界曼荼羅の構造と代表例 662 / 2. 別尊曼荼羅①別尊曼荼羅総論 664 / 3. 別尊曼荼羅②修法との関わり 667 / 4. 神道曼荼羅①本地仏と垂迹神 670 / 5. 神道曼荼羅②日吉山王曼荼羅の世界 673 / 6. 浄土経曼荼羅①阿弥陀如来と浄土経曼荼羅 677 / 7. 浄土経曼荼羅②當麻曼荼羅 679 / 8. 浄土経曼荼羅③浄土図から来迎図へ 682 / 9. 浄土経曼荼羅(4)迎接曼荼羅と迎講 685 / 10. 社寺参詣曼荼羅①参詣曼荼羅総論 687 / 11. 社寺参詣曼荼羅②那智参詣曼荼羅と立山曼荼羅 690 / 12. まとめと展望 69
2007年度 Ⅰ.共通教育科目 : 密教美術の世界
金沢大学人間社会研究域人間科学系1. 序論①インド密教美術への招待 739 / 2. 序論②インドの仏教美術の流れ 742 / 3. 源流としてのインド①パーラ朝期の密教 746 / 4. 源流としてのインド②日本密教の源流? 749 / 5. 多様化する仏たち①パンテオンの構造 753 / 6. 多様化する仏たち②画一化するイメージ 756 / 7. 仏塔という宇宙①仏教世界観 760 / 8. 仏塔という宇宙②再生する世界 764 / 9. 天界の模式図マンダラ①マンダラとは何か 768 / 10. 天界の模式図マンダラ②マンダラと儀礼 771 / 11. 仏教の仏と異教の神①イメージの連鎖 775 / 12. 仏教の仏と異教の神②周辺から支える神がみ 77
仏教における空間表象の比較研究
金沢大学人間社会研究域歴史言語文化学系今年度は仏教の空間表象の具体的な事例として,寺院内で行われる儀礼や,聖地の巡礼などを扱った。これまで進めてきたインド密教やその流れを汲むネパール仏教の儀礼研究から,空間に闘連する情報を整理し,儀礼と空間との関係の解明を進めた。その成果の一部を『マンダラ事典』(春秋社平成20年4月28日刊)として刊行した。とくに,同書の第4章「マンダラの儀礼と実践」において,マンダラ制作儀礼と,それに続いて行われる灌頂などの密教儀礼を取り上げ,空間と儀礼の関係を明らかにした。また,インドと日本の空間表象の比較研究として,日本独自のマンダラ,すなわち,浄土教のマンダラ,神道のマンダラ,修験のマンダラ,民間信仰のマンダラなどを取り上げ,インドと日本の空間のとらえ方の違いや,その背後にあるそれぞれの文化の特質を明らかにした。その成果も同書の第6章「日本のマンダラ」第7章「マシダラの文化」として発表した。日本の実践的な空間としては,平安時代に著されたたさまざまな修法の記録や指図などから,儀礼空間を再構築した。とくに天台宗の事相書『阿沙婆抄』や『門葉記』などを取り上げ,インド密教の儀礼空間が,日本にどのように伝わり,どのように変化を遂げたかを考察した。さらに,インドの文献だけでは解明できなかった儀礼空間の具体的なイメージについて,日本のこれらの文献を手がかりにして,考察を進めた。これらの成果は2008年2月1目に京都大学人文科学薪究所において行われた共同研究会「王権と儀礼」で,「灌頂の儀礼空間:インドから日本へ」というテーマで研究発表を行った。研究課題/領域番号:17652006, 研究期間(年度):2005 – 2007出典:「仏教における空間表象の比較研究」研究成果報告書 課題番号17652006(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所))(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17652006/)を加工して作
2004年度 Ⅳ.密教仏の世界 : 観音の図像と信仰を中心に
金沢大学人間社会研究域人間科学系1. 観音・観世音・観自在 404 / 2. インドの観音①ガンダーラ、グプタ、パーラ 407 / 3. インドの観音②変化観音 410 / 4. 観音経(法華経普門品)と八難救済観音 413 / 5. 華厳経と補陀洛山 416 / 6. 日本の観音①聖観音・十一面観音 419 / 7. 日本の観音②千手観音・不空羂索観音 422 / 8. 日本の観音③馬頭観音・如意輪観音など 424 / 9. 変化観音と女尊たち 427 / 10. 観音信仰と西国三十三箇所 430 / 11. 観音と神祇 433 / 12. 補陀洛渡海 436 / 13. 観音の説話 43
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