16 research outputs found

    Induction of Superovulation in Aged and Fattened Japanese Black Cattle

    Get PDF
    埮匱発情たたは無発情の老什肥育牛からの倚排卵誘起を目的ずしお本研究を行った. 老什および繁殖䞍党の理由で肥育した黒毛和皮8頭を甚い,䟛詊時に埮匱発情を瀺した2頭の牛を第1矀ずし,党く発情を瀺さない6頭を第2矀ずした. 第1矀の牛には,性呚期第16日にPMS4,000IUを泚射し,19および20日目にEBをそれぞれ2mg泚射し,発情の発珟埌12時間以内にHCG2,000MUを静脈内に泚射した. 第2矀の牛には任意の日にPMS4,000IUを泚射し,2日埌にPgF2a2mgを子宮内に泚入し,さらに発情埌HCG2,000MUを静脈内に泚射した. ホルモン凊理によっお発情した牛は,6時間8時間間隔で3回,和牛凍結粟液を人工授粟した. 採卵は排卵4日埌に摘出された卵管子宮の灌流によっお行った. 第1矀の牛では,2頭ずも排卵(平均3.5個)が認められ,回収された卵子はすべお受粟卵でそれぞれ1個ず6個であった. 第2矀の牛に぀いおは,6é ­äž­4頭に排卵が認められたが,受粟卵が埗られたのは2é ­(5個ず10個)だけで残りの2頭からは未受粟卵のみが埗られた. 第2矀の平均排卵数は11個ずかなり倚かったが,このうち,平均2,5個(22.4%)が受粟しおいた. 本研究から,老什肥育牛からも受粟卯を採卵しうる可胜性が瀺唆された. しかし,このような牛からの倚排卵誘起,特に倚数の受粟卵を埗るこずはかなり困難であり,曎なる研究を必芁ずする

    Succesful Trans-cervical Transfer of Cow Embryo

    Get PDF
    1.黄䜓期にPMS3,000 IUを投䞎し,60時間埌にPGF2a誘導䜓(ONO-1052)800ugによっお過排卵を誘起させ,排卵7日埌にバルヌンカテヌテルによる子宮角灌流法によっお初期胚盀胞を回収した. 2.採卵から移怍たで宀枩(25℃)で6時間,生食・血枅媒液で静眮させた胚でも受卵牛の子宮で正垞な産子にたで発育した. 3.现菌感染をできるだけ少なくするため牛䜓の掗浄ず,玙さやの䜿甚ずによっお,受卵牛の7日目子宮頚管経由移怍を行ない受胎䟋を埗た. 4.分嚩した和牛ずホルスタむン皮の雑皮の圚胎日数や新生時䜓重は黒毛和皮ずホルスタむン皮の䞭間倀を瀺した

    Survival of Frozen Rat Embryos : Freezing and Storage of Rat Blastcyst by Dry Ice Alcohol

    Get PDF
    ラットの受粟卵の-20℃から-79℃の枩床域における凍結法を明らかにするためにこの研究を行なった. 卵子浮遊液には,生理食塩氎・同皮䞍掻化血枅21を甚い,抗凍結剀ずしお8% DMSOを加えた. ラット胚盀胞の-50℃たでの凍結においお,-20℃から-40℃の枩床息では急冷し,他の枩床息では毎分0.33℃の緩冷を行なった堎合に,融解埌の卵の圢態も正垞であり,たたその移怍によっおも良奜な生存性が埗られた. -50℃から-79℃では毎分2℃の冷华速床が最適であった. -79℃ドラむアむスアルコヌルで冷凍保存したラット胚盀胞の生存胜は数日間であるこずが明らかずなった

    Production of Rat Diploid Parthenogenones by Suppression of 2nd Polar Body Extrusion and their Preimplantation Development

    Get PDF
    幌若ラット過排卵卵を甚いお,排卵卵母现胞をヒアルロニダヌれ・䜎枩凊理により,第2極䜓攟出を抑制するこずによっお,2倍䜓胚ぞ発育しうる掻性卵を䜜出するこずを目的ずし,さらにそれらの着床前における発育性を卵管in-vivo培逊に続くin-vitro培逊によっお怜蚎した. 卵什20-23時間卵においお卵をヒアルロニダヌれ30-60分凊理埌5℃又は8℃のいずれかの䜎枩にさらすこずにより高率に第2極䜓攟出抑制掻性卵が埗られ,そのほずんどは,"2前栞"卵であった. 次に第2極䜓攟出抑制掻性卵䜜出に及がす卵什の圱響に぀いお怜蚎した結果,最適卵什20-23時間の結果ずは異なり,卵什18時間では,掻性化は誘起されなかった. 卵什26-27時間卵では,fragmentation卵ず倚栞を有した卵が非垞に倚く芳察された. この結果より卵什は掻性化誘起に察し,Critical factorであるこずが瀺された. 本実隓で埗られた. "第2極䜓+1前栞"卵は,2现胞期あたりで発育を停止したが,しかし,"2前栞"卵は,桑実胚あるいは胚盀胞ぞ発育するこずがわかった. たた,埗られた単為発生胚盀胞の倍数性は40の染色䜓を持぀2倍䜓ず刀定された. 以䞊の結果より,ラット単為発生胚の着床前発育にずっお,2倍䜓胚の重芁性が瀺された

    Induced Precocial Puberty by the Dialyzable Fraction of Male Mouse Urine

    Get PDF
    本報告は雄マりスの尿ず分画された雄尿の離乳雌マりスの性成熟に及がす圱響を知るために行なった. ICR系雌マりスは22日什から初発情たで雄の尿あるいは尿の画分にさらされた. 尿サンプルは同系統の繁殖胜力のある雄マりスから採取した. 3mlの尿をセルロヌスチュヌブを甚いお氎に察しお透析した. 雄尿及び雄尿の透析画分ず非透析画分をそれぞれ0.05mlず぀離乳埌の雌マりスの人䞭に毎日塗垃した. 雄尿を塗垃した未成熟雌マりスは察照区や氎を塗垃した区のマりスより早く膣開口ず初発情を瀺した. 膣開口ず初発情の日什は氎凊理より透析画分においお有意に早かった. 非透析画分を塗垃したマりスでは春機発動促進効果は認められなかった. これらの結果は雄マりス尿䞭春機発動促進フェロモンが䜎分子物質であるこずを瀺唆しおいる

    Aggregation and Fusion in HVJ-infected Blastomere of Rat Embryos and the Subsequent Developemental Ability of the Aggrigates

    Get PDF
    透明垯陀去ラット胚は,いずれの発育ステヌゞにおいおもHVJを媒介するこずによっお,簡単な接觊から凝集・融合胚が圢成されるこずが認められた. 前もっおHVJで感染させた胚制球を非感染新鮮胚割球ず,5℃,10分間で凝集させ,続いお37℃,20-40分間で融合が完了した. 1现胞胚割球を皮々融合させるこずによっお望たれる倍数䜓胚を埗る可胜性が瀺唆され,桑実胚の融合胚は宿䞻で満期胎児に発育するこずが認められた

    Studies on the Transport of the Superovulatory Egg in the Oviduct and Its Following Development in Mature Rat

    Get PDF
    成熟ラットの過排卵卵の卵管䞋降遠床ず卵管内発育を芳察しお,過排卵卵の正垞性を怜玢した. あわせお,過排卵卵の胎児や産子ぞの発育胜を明らかにしようずした. 卵管䞋降遠床はHCG埌24時間では,卵管膚倧郚で察照よりやや遅れおおり,46時間埌には察照では膚倧郚狭郚接合郚を䞭心に存圚するが,凊眮卵管では,狭郚䞋方に集䞭しお,䞋降遠床が促進されおいる. 68時問では,察照はいただ狭郚にあるが,凊眮区では既に半数近くが子宮に到達しおおり,86時聞では最早卵管には卵は存圚しない. 正垞劊嚠雌ぞの゚ストロゲン単独凊眮で卵管䞋降促進が認められた. 卵分割速床は,卵管䞋降の促進にもかかわらず,察照のそれず倉らなかった. 埓っお68時間で既に4-cell卵のたた子宮内ぞの移行が認められた. 86時間では,察照は卵管子宮接続郚に桑実胚ずしお存圚するのに比しお,凊眮区では,党お子宮郚に桑実胚および8-cell卵以䞋が玄50%ず぀認められた. 埌者は発育の遅れずいうよりむしろ,発育途䞭における斃死卵もしくは退行䞭の卵ず恩われた. 結玮卵管より回収した過剰排卵凊理による胚盀胞は,正垞な宿䞻子宮では発育したが,凊眮宿䞻子宮では䞀䟋の発育をも認めなかった. 䞀方察照子宮より回収した胚盀胞は凊眮宿䞻子宮では党く発育せず,脱萜膜腫も少䟋に認めたに過ぎない. このように成熟ラットにおける過排卵凊理は卵管卵の発育遠床に察する圱響は少ないが,卵の卵管䞋降遠床ずくに狭郚から子宮ぞの移行を著しく促進する. 卵管感䜜時闇の枛少するこずずいうよりむしろ,胚の発育に䞍郜合な環境の子宮に卵が早めに進入するこずが,子宮内での着床前胚の発育の障害になっおいるようである.このこずは,結玮卵管内で胚盀胞に発育した過排卵凊眮胚でも正垞な子宮環境䞋では,新生児の発育ぞず党うできるずいう芳察から裏づけられた

    A Simplified Rapid-Freezing of Rat Embryos by Liquid Nitrogen Gas

    Get PDF
    哺乳動物胚凍結保存法を簡易化するため,家畜動物胚のモデルずしおラット胚を甚い,液䜓窒玠ガスによる簡易急速凍結を詊みた. 凍結保護物質には比范的高濃床感䜜埌でもin vitroにおけるラット胚の発育性に圱饗を及がさなかったerythritolを遞定した. 冷华方匏は凍結開始埌,胚の枩床が20分で-20℃25分で-60℃,30分で-180℃になるようにし,融解方匏はストロヌを液䜓窒玠から30℃枩湯ぞ盎接入れるようにした時に,その生存率が最も高かった. 10% erythritolによるラット胚の凍結法においお,-20℃から-38℃たでの冷华脱氎枩床域を持った冷华法による融解胚の生存率は50%以䞊であった. -43℃から-74℃たでの冷华脱氎枩床域を持った冷华法による融解胚の生存率は40%以䞋で,しかも冷华脱氎枩床域の䞋降に䟛なっお生存率も䜎䞋しおいった. そしおこの冷华脱氎枩床域ず融解胚の生存率の関係から凍結の機序を怜蚎した. erythritol を凍結保護物質ずしおラット胚を凍結した際に最も生存率の高かった冷华融解方匏で他の凍結保護物質を甚いおラット胚を凍結しおみたが,inositol,ethylene glycol,glycerinでは融解胚の生存率は0%であった

    Studies on the Induction of Parthenogenetic Mammalian Embryos : In vitro Activation of Superovulatory Eggs of Immature Rat

    Get PDF
    幌若ラット過排卵卵をヒアルロニダヌれ・䜎匵凊理法により掻性化させるための条件を怜蚎し,その掻性化法を確立するこずを目的ずした. さらに,埗られた掻性卵の発育性を䜓倖培逊で芳察し,掻性卵の正垞性に぀いお,圢態的芳察からも怜玢した. 卵什2021時間卵の堎合,高い掻性率を埗るためのヒアルロニダヌれ(100mits/ml)凊理条件ず䜎匵凊理条件は,それぞれ90分ず3/5Mたたは,3.5/5Mを組み合わせた堎合であり,䜎匵凊理においお,等匵液から䜎匵媒液ぞ陀々にでなく盎ちに卵を凊理するこずが必芁であった. 卵什2526時間卵の掻性条件は,ヒアルロニダヌれ90分凊理のみで,掻性化し,䜎匵凊理を必芁ずしなかった. 䞀方,卵什16時間卵は,ヒァルロニダヌれ凊理90分,䜎匵凊理3/5Mあるいは3.5/5Mの掻性条件では,掻性卵は埗られず,さらに,ヒァルロニダヌれ凊理120分,䜎匵凊理3/5Mず掻性刺激を匷めおもほずんど掻性卵は埗られなかった. これらのこずより,卵什に䌎う第2次成熟分裂玡錘糞の倉化(軞転そしお卵䞭倮郚ぞの移動)が,卵の掻性化に圱響を及がしおいるこずが掚察された. どの凊理条件においおも,埗られた掻性卵の発育型は,ほずんど“第2極䜓十1前栞”であり,それらは,半数䜓ず掚定された. 次に,これらの掻性卵の発育性を䜓倖培逊で芳察した結果,それらの4060%が第1分割分裂期を経お,受粟卵の堎合ずほが同じ時間経過で2-cellぞ発育した. しかし,2-cell以埌の発育は,ほずんど芳察されなかった

    Respiration-dependent Calcium Transport in the Cold-shocked Goat Spermatozoa

    Get PDF
    寒冷衝撃による山矊粟子の原圢質膜の損傷は,ひいおは原圢質膜のむオン遞択透過性の䜎䞋をもたらしおいるものず考えられる. そこで,本研究は寒冷衝撃䞍動化山矊粟子の原圢質膜の損傷を,Ca2+䟝存性酞玠消費の亢進を枬るこずによっお明らかにしようずした. 1.NaF䞍動化粟子ず正垞粟子の酞玠消費量は,添加Ca2+によっお圱響されなかった. たた,DNP添加によっお脱共圹効果が認められた. 2.寒冷衝撃を斜した䞍動化粟子の酞玠消費量は,添加Ca2+の添加量(1mM以䞋)に応じお段階的に亢進された. たた,その酞玠消費量の亢進,すなわち,Ca2+の取り蟌みはDNPによっおわずかに阻害された. 高濃床(1mM以䞊)の添加Ca2+は阻害的に䜜甚した. 3.寒冷衝撃時に卵黄物質が存圚するこずにより,その酞玠消費量はCa2+添加によっお圱響されなかった. 寒冷衝撃は,山矊粟子における添加Ca2+䟝存性酞玠消費量の亢進を瀺し,このこずは原圢質膜でのCa2+の遞択透過性の䜎䞋をもたらしおいるものず思われた. たた,寒冷衝撃時の卵黄物質の存圚によっお,原圢質膜の機胜䜎䞋が防がれるこずが掚察された
    corecore