30 research outputs found

    ひめすいば(Rumex Acetosella L.) の化学成分に関する研究 第一報

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    高校生を対象とした看護学生による健康教育実施の試み

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    近年、「思春期の保健対策の強化と健康教育の推進」対策が、様々な形で行われている。それらの中で、"同世代の仲間同士での知識の共有をはかる"、ピアエデュケーションの手法が注目されてきている。そこで今回、大学生と比較的年代の近い高等学校の1~2年生を対象に、大学3年次の看護学生が健康教育の授業の一環として、「ダイエット」「喫煙と飲酒」「性教育」の3テーマで健康教育を実施する試みを行い、その効果について検討した。その結果、受講者の高校生において、健康教育の効果が見られた内容があった。また、健康教育を実施した看護学生も自分達の行ったことを肯定的に受け止めていた。これらから、今回の試みにおいて、対象者と実施者双方に成果があったことが示唆された

    インファントマッサージを用いた育児支援の試み(その他)

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    今回、私たちは、「育児支援」の方法一つとして、インファントマッサージを用いた教室『聖隷ニコニコ親子教室』を開催した。このような教室の開催は、親が子どもに実施するためのマッサージ技術の習得ということだけでなく、日常生活の中で社会から孤立しやすい母子の居場所づくりとして、月齢の近い子ども連れ同士の関係性を築く機会を提供することも目的としている。参加した母親の感想から、「母親と子ども」「母親同士」の関わりを促進し、母親自身の癒しやリフレッシュにもつながったのではないかと考える

    母性・小児・地域看護領域の合同授業の試み(第3報) : 授業内容の改善にむけて

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    教育活動Educational Activity本学の3年次生を村象に、異なる看護学領域の関連性の認識と知識の統合を図るため、母性・小児・地域看護領域の合同授業を平成13年度より試みている。今年度は前年度までに残された課題を踏まえ、授業内容のスリム化を図ると共に事例や質問紙などの媒体の工夫を行った。その結果、3領域における関連性の認識と知識の統合・定着において有効性が示唆された

    母性・小児・地域看護領域の合同授業の試み (第4報) : 授業内容を再構築して

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    報告Report本学の3年次生を対象に、異なる看護学領域の関連性の認識と知識の統合を図るために、母性・小児・地域看護領域の合同授業を平成13年度より試みている。過去3回にわたって行った授業では内容の変更・改善も重ね、その有用性が示されてきたが、内容の濃密さによって学生が混乱していることもわかった。今年度は前年度までに残された課題を踏まえ方法を大きく変更し、一日 (2コマ) ですべて行うのではなく、1コマずつ3回に分けて教授内容が少しずつ重なって進展するようにした。その結果、学生に授業前後で3領域における関連性の認識と知識の統合・定着において有効性が示唆された。しかし一方まだ授業の情報量が多い、進行が早いと感じている学生が少なからずおり、次年度への課題となった

    母性・小児・地域看護領域の合同授業の試み(第2報)

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    調査報告Report本学の3年次生を対象に、異なる看護学領域の関連性の認識と知識の統合を図るため、母性・小児・地域看護の合同授業を昨年度より試み、その有効性の示唆を得た。今年度は授業の方法をさらに工夫して実施した。その結果、授業前後で3領域の関連性の認識は有意に上昇した。しかし知識の統合については、平均得点は上昇したが統計的には有意差が見られなかった。この原因は授業内容の濃密さが考えられ、今後の検討を要した

    母性・小児・地域看護領域の合同授業の試み(第5報)

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    報告Report本学の3年次生を対象に、異なる看護学領域の関連性の認識と知識の統合を図るために、母性・小児・地域看護領域の合同授業を平成13年度より試みている。今年度は前年度までに残された課題を踏まえて、わかりやすい授業内容の工夫としてさらに、「授業内容のスリム化」を図り、特に3領域の情報が混乱しないように媒体を工夫するなどの改善をおこなった。その結果、3領域の関連性の認識と知識の統合・定着において有効性が示唆され、学生の『混乱・わかりにくさ』を防ぐのに効果があったと考えられる

    母性看護学領域における視聴覚教材の活用と双方向型遠隔教育の実践

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    報告Reports 新型コロナウイルス感染症の世界的拡大に伴い感染の蔓延防止の観点から、教育方法は対面から遠隔へと変化した。その結果、情報通信技術の活用が急速に進み、2020 年は教育現場にとってパラダイムシフトを余儀なくされた年になったといえよう。 本学母性看護学領域では、教育手法が対面から遠隔に変化しても、学生の学びの質を保証すること、学生が能動的な学修を通し学士力を身につけられることを企図し、様々に工夫をこらした教育を実践してきた。その主たる取り組みが視聴覚教材を活用した教育と双方向型教育である。学生に好評であった視聴覚教材は、実習施設の看護師と教員が共に監修したものであった。双方向型遠隔教育で学生に好評であったことは、チャット機能を用いた同時間帯の質問に対する返答や、Zoom のブレイクアウトルームを活用した少人数によるディスカッションであった

    健康教育を軸とした母性・小児・地域看護領域の連携 : 150人体制での演習の試み

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    報告Report本学部の2年次生(157名)を対象に、健康教育を軸として、看護専門領域である母性・小児・地域看護領域の教員が共同して演習形式の授業を行った。この健康教育の演習に対して、学生の満足度に焦点をあて質問紙調査を行った。その結果、約8割の学生が、「とても満足」「満足」と回答し、3領域での共同演習の形式についても8割以上の学生が「非常によかった」「良かった」と回答していた。それらの理由としては、「学べた・勉強になった・充実感があった」・「実施した健康教育がうまくいった」・「健康教育について学びが深まった」等が挙げられた。不満足の理由としては、「健康教育の実施(発表)がうまくいかなかった」「時間不足・準備不足」などが挙げられた。全体的には、看護専門領域が連携しての演習形式の共同授業の有効性が示唆された

    看護学生のアルバイトと生活実態に関する調査 : 自主学修時間の確保の現状と課題

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    報告Reports 大学教育の質的変換に伴い、学生は事前・授業・事後学修の総学修時間を主体的に確保することが求められている。一方で、経済的困難下にあり、アルバイトをせざるを得ない学生が増加している。本調査は、A大学の看護学生642 名を対象に、アルバイトと学業の実態を把握し、学生支援について今後の課題を明らかにすることを目的とした。アンケート調査の結果、アルバイトをしている学生は94.1%で、奨学金を受給しながら下宿し、生活費や学費のためにアルバイトをしている学生は、睡眠時間が短く、食事が不規則になり、授業中に疲労感を感じ、学業に困難を感じる傾向にあった。一方で、アルバイトの負荷に拘わらず、自主学修時間に有意な差はなかった。今後の学生支援においては、学生が主体的に学修の総時間を確保できるよう初年次教育を充実させ、学修要支援者への早期対応、さらには学生の実態に合わせたカリキュラム構築や学修環境の整備の重要性が示唆された
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