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    Studies on Grass Productivity of Steep Mountainous Grassland (IV) A Comparison of Grass-Ladino Clover Mixures as Pastures for Young Steers on Steep Mountainous Grassland

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    急傾斜山地草地の不耕起造成用草種としてのオーチャードグラス,トールフェスク,レッドトップの各草地にラジノクローバを混播した時の家畜の生産性と草地植生の影響を調査し,急傾斜山地草地におけるラジノクローバ混播に関する知見をうるために,1970年と1971年の2か年間,黒毛和種若令去勢牛を用いて放牧実験を行なった. 得られた結果の概要は次のとおりである. 1)放牧期間中の1目1頭当たり増体量の2か年間の平均はオーチャードグラス・クローバ草地620g,卜ールフェスク・クローバ草地621g,レッドトップ・クローバ草地615gであった. 2)イネ科単播草地ヘクローバを混播することによって増体盤の増加がみとめられた. 3)オーチャードグラスとトールフェスク草地ではクローバの混播により裸地が著しく減少したが,レッドトップ草地では余り影響がみられなかった. 4)レッドトップ・クローバ草地ではクローバが優勢化しやすく放牧牛に鼓脹症の発生がみられた. 5)肥沃条件下ではレッドトップにラジノクローバを混播することは余りこのましくない
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