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    地域デザむン掚進事業ネットワヌク : 第3セクタヌを䞭心ずした地域公民連携の圚り方に぀いお

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    デザむン研究科長特別研究費倧孊院におけるデザむン教育 198090幎代に地域掻性化プロゞェクトの担い手ずしお増加した第3セクタヌは、90幎代埌半以降事業砎綻がしばしば報じられおいる。 しかし、行き詰った第3セクタヌの倚くは郜垂開発、リゟヌト等開発型であり、比范的小芏暡の地域振興型に぀いおはその埌も増加し、順調に掚移しおいるものも少なくなく、今日でも持続性ある公民連携の栞ずなる重芁な事業圢態ずしお期埅されおいる。 本調査研究では、そのような地域振興型の第3セクタヌ等に着目し(NPO等類䌌圢態を含む)、地域デザむン掚進の公民連携等事業ネットワヌク構築の動向・課題・留意点等に぀お調査・分析を行なうこずを目的ずした

    むンダストリアルデザむン教育の新展開に関する研究

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    デザむン研究科長特別研究費デザむンの圚り方の再考 実践的孊問領域であるむンダストリアルデザむン(ID)教育の充実を図っおいくためには、実瀟䌚(産業界等)の「生きた」情報の教育珟堎ぞの導入、さらにはデザむンビゞネス最前線ずの連携が、あるいは地域瀟䌚ずの連携も、重芁な課題である。 そもそもIDは、むンダストリヌ(産業)のデザむンに端を発する領域であり、瀟䌚的課題や䌁業の戊略的課題等に察応しお立䜓・平面・空間さらにはハヌド・゜フトなどを領域の統合化が期埅され、近幎そのような瀟䌚的芁請の䞀局の高たりが芋られるずころである。たた日本囜内にあっおはデザむナヌ数が過飜和状況であり、囜際的には䞭囜等の台頭著しいなか日本IDのアむデンティティ構築ないし戊略的サバむバルも暡玢されるなか、ID分野の高床実践型教育の構築に向けた取組みに着手すべき時期を迎えおいるず考えられるずころである。 そこで本研究では、そのようなID教育研究の眮かれた珟状認識を螏たえ、IDビゞネス最前線の専門家も亀えた研究䌚を蚭眮しお、ID分野の実務動向を抂芳するずずもに、いた求められるデザむン仁斎ニヌズを明らかにし、本孊ID教育の教育プログラム構築の契機ずするこずずした。 本研究では、IDビゞネス最前線の専門家も亀えた研究䌚を蚭眮しお、ID分野の実務動向を抂芳するずずもに、いた求められるデザむン人材ニヌズに぀いお怜蚎した。 IDビゞネス最前線の専門家も亀えた研究䌚を蚭眮しお、ID分野の実務動向を抂芳するずずもに、いた求められるデザむン人材ニヌズに関する調査を行った。デザむン実務者からは、日本のデザむン孊生はマニュアル指向、雑貚指向が匷く、瀟䌚的な芖点に欠ける、教逊教育の枛少で倧孊の画䞀化が進んでいるず指摘された。たた、実務珟堎では領域統合化の傟向があるずずもに、基瀎力に加え、発想力、幅広い知識、コミュニケヌション力などが重芖されおいるようだ

    むンダストリアルデザむンの倧孊院教育ぞの展開

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    デザむン研究科長特別研究費倧孊院デザむン教育 むンダストリアルデザむンの考え方のもず構築される生産造圢孊科の教育䜓系の深化・発展が図れるよう、倧孊院デザむン研究科における教育運営・研究指導の方向性、具䜓的あり方を明らかにするこずを目的ずした。生産造圢孊科におけるむンダストリアルデザむン教育を螏たえた倧孊院の教育運営・研究指導システムの構築に向けおの蚎議・怜蚎を行った。圓該領域の関係教員による最近の研究領域に぀いおの関係孊術分野に向けおの情報発信孊䌚誌ぞの執筆・寄皿を行った。倧孊院生産造圢系教員による倧孊院教育運営・研究指導に関する怜蚎䌚における蚎議・怜蚎を経お、平成幎床に修士研究を題材に生産造圢系合同研究䌚を開催した生産造圢系教員名及び各れミ生、の出垭による。個々の生の修士研究の取りたずめに向けお、特定れミ内での指導・怜蚎より広範な芳点からの蚎議・怜蚎が行われた。合同研究䌚方匏での修士研究怜蚎・指導は継続しお定期的に実斜する予定である。倧孊院関係教員による芞術工孊䌚誌ぞの執筆・投皿を行い、関連孊術分野ぞの情報発信を行うずずもに、圓該孊術分野におけるプレれンスの構築に努めた。なお、執筆・投皿内容は次の通りである。 掲茉誌「芞術工孊䌚・デザむン癟景芞術工孊䌚誌刊行50号蚘念特別䌁画号」 掲茉内容 1.「䞭囜デザむン教育の珟状ず課題」䜐井囜倫       2.「越埌高田の平成新雁朚」寒竹䌞䞀       3.「よみがえる枅匵時代のデザむナヌ像」黒田宏治       4.「東京立地の地域デザむン振興の可胜性」黒田宏治       5.「デザむン教育ずいう新領域を考える」黒田宏治       6.「より倚くの人に䌝えるための衚瀺」䞉奜泉       7.「モノのスケヌルから組み立おられた建築」磯村克郎       8.「自助具のデザむン」迫秀暹

    浜束の民芞運動の珟代的評䟡に向けおその

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    孊長特別研究費浜束地域における民芞運動関連資料・情報の掘り起こし、民芞運動史、近代デザむン史における圹割や䜍眮づけを探究する。平成幎床研究では、幎床予備的研究研究玀芁第13巻掲茉を螏たえ、浜束の民芞運動関係を䞭心ずした文献資料調査・収集、比范事䟋珟地調査倉敷地域等、郷土史家、民芞協䌚関係者ぞのむンタビュヌ調査を行い、戊前・戊埌から近幎に至る浜束における民芞運動展開の抂略経過ず評䟡の論点敎理を詊みた。浜束の民芞掻動関係を䞭心ずした文献資料調査・収集、比范事䟋珟地調査倉敷地域等、郷土史家、民芞協䌚関係者ぞのむンタビュヌ調査を行った。(1)文献資料調査・䞭村粟『民藝ず濱束』(ロヌタリヌ版)、遺皿集『かいほ぀』など・浜束垂立䞭倮図曞通「教育ず民芞に぀くした䞭村粟」「高林家資料展」「遠州民芞資料展」など・鈎朚盎之『幻の日本民藝矎術通』、雑誌「遠江」所収論文など  ほか(2)比范事䟋珟地調査 倉敷民藝通、山厎山荘矎術通、蚪問芖察調査(3)郷土史家むンタビュヌ調査 鈎朚盎之(遠州地域郷土史家、『幻の日本民藝矎術通』著曞がある) 田䞭信之(元遠州民芞協䌚事務局長、鈎朚繁倫に垫事し協䌚創蚭に携わる)倧正15幎、柳宗悊らは『日本民藝矎術通蚭立趣意曞』を発衚した。圓時浜束圚䜏であった䞭村粟は趣意曞を芋お感銘を受け、柳宗悊を昭和2幎に浜束に招く。そこで高林兵衛らが共鳎し、圌らが浜束における民芞運動の牜匕圹になった。そしお昭和6幎に高林邞内に日本で初めおの「日本民藝矎術通」が開通した。ただ昭和8幎には2幎䜙りで閉通ずなり、久しく忘れられた存圚ずなった。なお、東京・駒堎に「日本民藝通」が開通したのは昭和11幎のこずである。1980幎頃より、䌊東政奜、鈎朚盎之らの郷土史家により昭和初期の浜束における民芞運動史の掘り起こしが進められおきた。81幎に遠州民芞同奜䌚が結成され、鈎朚繁男のたわりに遠州の工芞家の茪が広がり、92幎に浜束で日本民芞倏期孊校開催、93幎には遠州民芞協䌚も誕生した。なお、2002幎には静岡文化芞術倧孊を䌚堎に浜束で床目の倏期孊校も開催されおいる。民芞の人たちは倧きな期埅を高林兵衛に持っおいたず思うんです。圓時の民芞運動のような掻動では、パトロンがいないず継続できなかったず蚀えるず思いたす。鈎朚盎之氏むンタビュヌ民芞運動が始たったずきはむノベヌションだったんです。それがい぀か固たっちゃった。発想は革新的だったんですけど、その埌にうたく根づかせられなかったずいうこずです。田䞭信之氏むンタビュヌ日本で初めおの民芞通を立ち䞊げた浜束の民芞運動は、浜束の䞀぀の文化のアむデンティティであり、デザむンのアむデンティティであるず、改めお䜍眮づけるこずができるのではないか。今埌も匕き続き関係資料・情報の収集・考察等を行い、近代デザむン運動史ずの関連も勘案し぀぀、珟代的評䟡に向けおの調査研究を行っおいく予定である。たた、他地域事䟋ずの比范怜蚌も螏たえ、浜束における民芞運動の展開やシステムの探究を進め、浜束・民芞運動昭和前期の事業構造の特城や匱点も明らかにしおいきたい

    地域デザむンず公民連携セクタヌの新展開

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    デザむン研究科長特別研究費地域ずデザむン 1980幎代に増加した第3セクタヌにはじたり、NPO、PFI、指定管理者など、地域デザむンを掚進する公民連携セクタヌは近幎倚様性を増しおきた。その間、第3セクタヌに関しおは、郜垂・リゟヌト開発等での盞次ぐ砎綻などを背景に、問題芖する議論が倧勢であったように思われる。しかしながら、その埌も、䞭山間地域等を䞭心に第3セクタヌでのプロゞェクト実斜は少なくなく、ただ埓前ずは異なるタむプも芋受けられるずころである。そこで、本調査研究では、近幎の公民連携の新展開も捉え぀぀、あらためお地域デザむンのコアの䞀翌を占める第3セクタヌに着目し、その圚り方・可胜性、事業化・運営方法に぀いお探求するこずを目的ずした

    地域デザむン振興の新展開に係る動向調査(その2)

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    デザむン研究科長特別研究費地域ずデザむン 近幎では旧来型の地域デザむン振興行政(地堎産業型)は総じお瞮小傟向である䞀方、新たな産業䟡倀・文化䟡倀の創出・発信をめざすデザむン郜垂構想や新たな担い手・連携を切り口にデザむン導入に成果も期埅されるなど、次なるデザむンを巡っおの地域の胎動も予感されるずころがある。この研究では、昚幎床(H19幎床)研究に匕き続き、地域デザむン振興の新展開や可胜性に぀いおの情報収集・考察を行うなかで、同テヌマ領域における研究情報亀流・発信を行い、たた新たな地域デザむン領域の開拓に資するこずを目的ずした。※本研究は、平成19幎床実斜の「地域デザむン振興の新展開に係る動向調査」ず䞀連の研究ずしお実斜された

    浜束の民芞運動の事業構造に関する基瀎的研究

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    デザむン研究科長特別研究費浜束地域における民芞運動関連資料・情報を掘り起こし、民芞運動史、近代デザむン史における圹割や䜍眮づけを探究する。平成幎床研究では、前幎床調査等も螏たえ、他地域事䟋調査・比范怜蚎等を行い、浜束における昭和初期の民芞運動の事業構造の特城に぀いお考察を行った。2013幎床 倉敷民芞通珟地芖察調査、郷土史家むンタビュヌ調査など2014幎 文献資料調査・収集民芞運動・デザむン2015幎1月、2月 鳥取民芞運動展芧䌚芖察、出雲・出西窯珟地芖察調査倉敷では運動掚進の組織民芞協䌚ず民芞品を収集・展瀺する斜蚭民芞通、流通販売振興䌚瀟、地元癟貚店内の䞉䜍䞀䜓で民芞品のプロモヌション䞊びに生産支揎に取り組んだずころに特城が芋出せる。地元岡山県内の䌝統的民芞品の情報収集、生産・販売支揎など地堎産業振興を取り蟌んだこずが、事業ずしおの成立可胜性、持続性を高めおいる。それに察しお浜束では、運動掚進の担い手が高林兵衛、内田六郎、䞭村粟、平束実など䞀郚財界人・文化人に限られ、たた展芧䌚等も圌ら民芞同奜䌚䞻催であるなど、十分な組織化に至らなかった。民芞品生産も芹沢、平束ら䜜家型䞭心で、地元遠州地域産品の掘り起こしや連携が十分でなく、事業基盀に広がりがもおなかった。そのため䞭軞パトロンの離脱やコア人材の転出が、運動•事業の衰退に盎結した。展瀺䌚等でも運動草創期で理念型先行、実甚品より叀民芞収集や䜜家䜜品制䜜•発衚が䞭心であったず思われる。なお、民芞協団的な仕組みも、倉敷では事業より教育の䞭で導入され、経枈関係ず切り離されお生かされたず蚀える。出西窯に関しおは、民芞運動の暡範生ずも蚀われるが、運動䜓であるずずもに今日的にはれロスタヌトからの起業ずも捉えられる。事業化圓初の半蟲半陶の事業システムの採甚、販売重芖の鳥取協団ずの連携などが評䟡ポむントず思われる。匕き続き関係資料・情報の収集・考察等を行い、他地域事䟋ずの比范怜蚌も螏たえ、浜束における民芞運動の展開やシステムの探究を進め、近代デザむン運動史ずの関連に぀いおも研究芖野を広げたい。孊䌚発衚芞術工孊䌚2015幎11月発衚予定等、察倖情報発信にも努める

    静岡・浜束の地域デザむン史の研究

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    デザむン研究科長特別研究費 近珟代の日本のデザむン史に関する研究の歎史はただ浅く、抂括的には「日本デザむン史」(竹原・森山線著、矎術出版瀟、2003幎)の芳光があり、基瀎資料集成ずしお「叢曞近代日本のデザむン」(森監修、ゆたに曞房、2007幎)の刊行が進められおいる。 しかし、特定の地域を抂芳するようなデザむン史の研究・線纂に関しおは、2010幎刊の「旭川デザむン史」(柁谷線著)が垌有な詊みであり、今埌の各地域での研究・線纂が埅たれるずころである。1989幎のデザむンむダヌから90幎代のバルブ厩壊を経お、地域におけるデザむンは䜎迷を続け、新たな展望を芋出せず今日に至っおいる。地域の産業・文化の振興に資するデザむンの可胜性を鑑みるならば、歯がゆさを感じないわけにはいかない。 そこで、この研究では、そのようなデザむン史研究の今日的動向のなか、本孊に拠っお立぀静岡・浜束地域を察象に、デザむン資料・情報の掘り起こしを行い、近珟代を抂括する地域デザむン史を研究・線纂を進めようずするものである。既存研究・収集資料の敎理・分析関連研究業瞟(本孊玀芁掲茉) 1. 静岡県におけるデザむン進行行政の倉遷(19501990)2003幎3月 2. 静岡県デザむンセンタヌの掻動展開(19902001)2002幎3月情報調査怜蚎(文献資料調査、関係者ヒアリング調査等)A. 行政関係 1. 静岡県庁関係(1次・情報収集枈)、浜束工業技術センタヌなどB. 地堎産業関係 2. 朚工家具産業ずデザむン(静岡地域)、繊維産業ずデザむン(浜束地域) 3. 静岡県デザむン振興䌚(2005幎に解散県内デザむナヌ、関係䌁業の団䜓)C. 県内䌁業(倧䌁業、特色䌁業等) 4. ズスキ(浜束垂)、ダマハ(浜束垂)、ダマハ発動機(磐田垂)、特皮補玙(富士垂)などD. 教育関係 5. 静岡文化芞術倧孊、垞葉孊園倧孊、東海倧孊、県立浜束工業高校デザむン科ほか地域デザむン史ぞの蚌蚀(むンタビュヌ調査、執筆䟝頌など) 6. 鎚志田厚子、土屋晃䞀、河合和圊、䜐々朚亚、高梚廣孝、枥矎浩幞、竹原あき子など䞊蚘の調査結果を螏たえ、静岡・浜束地域デザむン史の幎衚䜜成、資料線纂、原皿蚘述第章 静岡・浜束デザむン史 総説 静岡浜束地域の時代ずデザむン(黒田宏治) 総説 静岡地域のデザむン文化土壌(枥矎浩幞) 総説 遠州地域のデザむン文化土壌(竹原あき子) 静岡県のデザむン行政(土屋晃䞀、河合和圊、鎚志田厚子) 静岡地域の産業ずデザむン(東惠子、黒田宏治) 遠州地域の産業ずデザむン(竹原あき子、䜐々朚亚、高科廣孝、䞀条厚) 静岡・浜束地域の景芳建築デザむン(塩芋寛ほか) 静岡・浜束地域のデザむン教育(黒田宏治ほか) 静岡・浜束デザむン史幎衚(黒田宏治

    地域のデザむン振興方策に関する研究(その2)

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    デザむン孊郚長特別研究費人・もの・瀟䌚のより良いあり方や、人ず自然ずの関わりに぀いおの探
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