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    子育て期にある女性がん患者の子どもとその家族への看護の実態-子ども,母親,家族へのそれぞれのアプローチからの検討-

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    13301甲第4536号博士(保健学)金沢大学博士論文要旨Abstract 以下に掲載:金沢大学つるま保健学会誌 40(2) pp.11-12 2017. 金沢大学つるま保健学会. 共著者:鬼頭 泰子,田淵 紀子,藤田 景子,奥村 真美,中野 育

    子育て期にある女性がん患者の子どもとその家族への看護の実態-子ども,母親,家族へのそれぞれのアプローチからの検討-

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    13301甲第4536号博士(保健学)金沢大学博士論文本文Full 以下に掲載:金沢大学つるま保健学会誌 40(2) pp.11-12 2017. 金沢大学つるま保健学会. 共著者:鬼頭 泰子,田淵 紀子,藤田 景子,奥村 真美,中野 育

    子どものいるがん患者の家族への看護: 必要とされるケアについての看護者の認識

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    本研究は、がん患者の子どもへの看護を行う看護師の認識を明らかにすることを目的とし た。  調査方法は、子育て期にあるがん患者の子どもへの看護についての経験を持つ看護師4 名 を対象に、実際のケアの経緯やケアの根拠、考えや思いについて半構成的面接を実施した。 本研究は事例研究とした。  分析は、女性のがん患者の子どもへの実際のケアとケアに至るまでの考えを文脈ごと抜き 出し、「ケアの経緯や根拠の看護の認識」と「これまでの実際のケア」の視点から解釈しカ テゴライズした。  結果として以下の4 点が明らかになった。1. 患者や家族のライフステージを見通した関わ り2. 病院外での子どもと他者の関係性をイメージした関わり3. 子どもからの視点を持った 関わり4. 専門看護師としての高い役割意識と内省を生かした関わりであった。看護師は、が ん患者の子どもにまでケアの視点を広げることによって、患者としての困りごとだけではな く、患者が持つ母親という役割、またその子どもが必要とする家族や学校などの社会の状況 まで視野に入れて関わっていた。  本研究の結果から、がん患者の家族の一員である子どもへの関わりとして、急性期、慢性期、 ターミナル期と治療期をある期間で区切った関わりではなく、母親ががんと告知されたその 時から様々な進行状況を想定した見通しのある関わりをいかに看護者が想定できるかが必要 であると考えられた。がん患者は、家族の中で様々な役割を持っており、その人の家族での 役割にまで思いを及ばせることによって、看護師の一方方向の看護でなく、患者や家族と協 力することができ、様々に起こりうる患者や家族の問題について良い方向に導くことに繋が ると考えられる。  以上より、がん患者の看護として患者の家族である子どもにも見通しをもって関わってい くことが重要である

    Nursing for cancer patient families with children: ability of nurses to recognize when care is needed

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