27 research outputs found

    国語科教育実習の研究 <第2部 教科研究>

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    国語科教育実習において,教育実習生はどういう出来事と出会い,そこではいかなる働きかけが有効なのか。こうしたテーマを掲げて,8年間,福山附属国語科では教育実習の様態を蓄積し分析と考察を続けてきた。本論文はその研究のまとめである

    高等学校の「総合的な学習」としての古典旅行

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    当校の国語科では古典旅行を実施してきている。1991年度から, 4年生(高校一年生)で, 明日香に「万葉集」の旅として行ってきているが, 自らの読みをもとにして, 旅行のなかで感じ考えていく学習活動である。この学習を総合的な学習という面から考察し, その意義と課題を考察する

    <教科研究>学習意欲を高める古典教育 : 古典教育(明日香の旅)の場合

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    2001年3月21日・22日に実施した国語科行事である古典旅行-明日香の旅-の報告である。教室で学んだ「万葉集」を,その歌のよまれた現地に自ら立って,万葉人の心に近づき,より深く味わおうというねらいをもって実施した。生徒自身が,それぞれ課題をもって現地にのぞみ,自分の課題に対する答えを出すという学習である

    Notes of the Teaching practice on the Japanese language education (2)

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    本研究は,教育実習Bにおける教育実習生の顕著な課題を析出し,課題克服の働きかけを考察することで教育実習Bで使用する観察実習生による記述シートを改善・修正するものである。研究最終年次である三年次の本年度では,観察実習生の主体化する国語の授業観を指摘し,このテキスト観からする国語の授業の問題点を議論の俎上にのぼせ分析し,有効な働きかけの足場を示すものである。また,その足場からする観察実習Bへの参加が授業力獲得に繋がることを,観察記録や講話記録を分析することで明らかにする。以上の考察を通して,広く実習生の“学び"を呼びかける

    Notes of the Teaching practice on the Japanese language education (5) : For the time to come

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    本研究は, より優れた中等教育授業者を育成する国語科教育実習のあり方を求めて, 実習現場で生起している出来事の記述, 分析, 考察を行い, それを通じて, ①中等国語科教員養成プログラム(学部教育+附属実習)の教育内容の体系化, ②中等国語科教育実習指導体制の確立, にかかわる提言を試みることを目的としている。 2009年度は, 単元及び教材と授業の具体に即した記述, 分析を積み重ねてより実践的なモデルを構築していく研究の3年次として, 「古典」単元の実習授業を取り上げた。 古典単元における実習生の躓きで顕著なことは, 単元構想段階での単元の主題に対する思索不足であることが, 本年度「古典単元」の諸記録シートの分析を通じて明らかになった。従って, 実習生のこの問題点を考察の俎上に上せ, 単元の主題に対する思索不足の原因を明らかにした。また, 「古典単元における授業力獲得のための課題と指導のポイント」として, 上記の課題に対する働きかけを, 実習活動の諸局面に即して記述した。さらに, 実習生の変化変容の内実をよく指し示す具体例を取り上げ分析・考察した

    Notes of the teaching practice on the Japanese language education (2)

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    本研究は,教育実習Bにおける教育実習生の顕著な課題を析出し,課題克服の働きかけを考察することで教育実習Bで使用する観察実習生による記述シートを改善・修正するものである。研究二年次の本年度では,観察実習生の主体化するテキスト観を指摘し,このテキスト観からする国語の授業の問題点を議論の俎上にのぼせ分析し,とりわけ,教育実習Bという経験を通して認識上の変容が見られない観察実習生に対して有効な"学び"を考察し,その"学び"の諸観点を提言するものである

    Notes of the Teaching practice on the Japanese language education (1)

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    本研究は, 観察実習生の学びの実態を記述, 分析, 考察し, 以て中等国語科教員養成プログラム(学部教育+附属観察実習)の, より体系的な教育内容に向けて提言するものである。一方で当校国語科では, 2009年度に, 「(5)教育実習の在り方について(重点テーマ) これからの教育実習 国語科における教育実習指導の研究」とする5年次計画の研究を終え, 教壇実習を通じて実習生がいかなる困難に出会い, どのように応答するのかを収集分析し, 単元別に有効な授業力獲得モデルを構築している。従って, 本研究は先年度までの研究成果を踏まえつつ進めるものだが, 先年度までの研究成果を踏まえることで観察実習生の記入する諸記録用紙本年度版を開発している。本研究は, この諸記録用紙の記述内容を具体的な分析対象として考察している。 考察を通じて, 教材テキストの「ものの見方や考え方」を中心にして授業構想に及ぶ観察実習生の姿が確認されたが, 他方で, 典型的な学習展開を無批判になぞる実態も明らかにした
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