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    北海道における人工関節置換術の現状と課題

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    著者版日本人の脱臼性および亜脱性股関節症患者73関節に対して大腿骨全長5mm間隔でCT撮影を施行し、パーソナルコン ピューター上にて皮質骨の外形、内形の輪郭を抽出した。3次元CADであるPro ENGINEER(Parametric Technology)にて大腿骨の各種計測を行った。症例の中には大腿骨頸部前捻が強く、骨髄腔がかなり狭い例が含まれており、ステムを細くストレート にし、オフセットを確保した製品が必要であることが明らかになった。3次元有限要素法によりデザインの妥当性を検討し、ステムサイズ(1〜7号)を決定し た。この製品はハイブリッド型THA4-U Hip Systemとして、ナカシマメディカルより販売されている。当科および関連病院にて、約550関節の初回THA手術が終了しているが、ほぼテンプレート を用いた術前計画通り手術が行われ、短期成績は良好である
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