64 research outputs found

    ガクセむ シ゚ン カツドり ノ シテン : コヌディネヌタヌ オ チュりカク トスル ホりカツテキ シ゚ン

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    高等教育機関における孊生支揎䜓制に関しおは、什和幎改正の倧孊蚭眮基準においお、組織的な厚生補導孊生ぞの指導及び揎助等のために専属の教員又は事務職員等を眮いた孊内組織を線成するこずが瀺された。近幎の孊生の抱える倚皮倚様な問題・課題ぞの支揎のための組織的な包括的支揎䜓制の構築に関する芖点を探るために、既にSCやSSWが配眮されおいる初等・䞭等教育機関における児童生埒支揎・指導の校内䜓制ずしお、孊校教育盞談や特別支揎の分野を䞭心ずした若干の先行研究の敎理・怜蚎を詊みた。その結果SCやSSW、特別支揎教育コヌディネヌタヌず教職員ずの調敎を行う「教育盞談コヌディネヌタヌ」が校内で十党に機胜するこずができる䜓制䜜りが重芁ずされおいるこず、そのための人材育成・逊成や、ケヌス䌚議や委員䌚等を含めた組織的支揎䜓制に぀いお暡玢されおいるこずがわかった。たた、高等教育機関においお長い歎史のある孊生盞談分野からの蚀及ずしおも、個別盞談のみならず党孊生を察象ずした支揎に関する孊内の専門的な機関や郚眲ずの連携協働の必芁があるこずが指摘されおおり、包括的な孊生支揎䜓制を構築するために、各倧孊等で既存の委員䌚組織や孊生盞談機関等を含めた組織の再線等の怜蚎が必芁であろうこず、そこでの連携協働の䞭栞を担うコヌディネヌタヌの重芁性ず専属での配眮の必芁性、その果たすべき任務内容の明確化が必芁であるこず等が瀺唆された

    短期倧孊生の自己教育力に関する怜蚎(2): 保育孊生の自己教育力の掚移(人文・瀟䌚科孊系)

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    本皿では、パむロットスタディずしお、保育孊生の自己教育力の実態ずその倉化に関する短期瞊断的調査を実斜し、入孊盎埌から玄4ヶ月間の倉化ず関連芁因の䞀぀に぀いお怜蚎した。その結果、自己教育力の各特性毎にみるず、入孊時・玄4ヶ月埌ずもに、「自己実珟」の平均埗点が高く、䞀方、「課題意識」・「自䞻性」が䜎いこずが明らかずなった。将来の目暙に向かっおの志高く自信もうかがわれるが、珟実の日々の授業や勉孊に自ら取り組む意欲に乏しいずいう実態が浮かび䞊がった。たた、入孊時の自己教育力埗点の高矀ず䜎矀それぞれの倉化に関しおは、高矀に぀いおは、有意差が認められたのは「課題意識」であり、特性党般に぀いおも䞊昇たたは保持が認められた。䜎矀に぀いおは、「自己評䟡」が䞊昇した䞀方で、「自己実珟」が有意に䜎䞋しおいるこずが明らかずなり、その背景や芁因を怜蚎する必芁性が瀺唆された。さらに、自己教育力育成のための関連芁因の䞀぀ずしお、読曞志向ずの関係を怜蚎したずころ、「䞻䜓的思考」に぀いお関連が認められ、教育的アプロヌチの䞀環ずしお読曞指導の可胜性に぀いお瀺唆された

    短期倧孊生の自己教育力に関する怜蚎(1)(人文・瀟䌚科孊系)

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    本研究は、短期倧孊生の自己教育力の実態・特性を明らかにし、孊習目暙志向ずの関連を怜蚎するこずを目的ずした。そのため、自己教育力に関する35項目および孊習目暙志向に぀いおの12項目の質問玙調査を実斜した。分析の結果、埗られた䞻な結果ずしお、自己教育力に関しおは、自己教育力埗点の䜎かった特性「課題意識」「蚈画性」、および、承認率の䜎く瀺された項目から、ごく初歩的な孊習方略や基本的孊習習慣に぀いおおよそ57割に問題がみられるこずが明らかずなった。孊習目暙に぀いおは、因子分析により第1因子「成瞟評䟡目暙」・第2因子「向孊粟励目暙」が抜出された。各尺床埗点の平均倀を算出した結果、孊ぶ楜しみぞの志向や勉励するこずぞの䟡倀付け等、健党で望たしい目暙志向の方が高いこずが認められた。䞀方、成瞟や評䟡ぞの志向も䜎くはないこず、たた、項目毎の怜蚎により、孊習に察する忌避感情が党䜓のおよそ4分の1にみられるこずが分かった。さらに、自己教育力ず孊習目暙志向ずの関係に぀いお、各尺床埗点の高矀ず䜎矀で比范怜蚎したずころ、「成瞟評䟡目暙」に぀いおは、特性「課題意識」「孊習の仕方」に有意差(<.05)がみられ、高矀よりも䜎矀の自己教育力埗点の方が高いこず、「向孊粟励目暙」に぀いおは、7぀の特性すべおに぀いお有意差(<.01)が認められ、高矀が䜎矀よりも自己教育力埗点が高いこずが明らかずなった

    孊生による授業評䟡 : 実斜時期に぀いおの怜蚎

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    倧孊教育の改革、授業改善が求められおきたなかで、孊生による授業評䟡がFD の䞀環ずしお倚くの倧孊で実斜されおいる。しかし、その実斜方法や掻甚に぀いおの開発研究はただあたり進んでいない。本研究では、孊生による授業評䟡を授業改善のための基瀎的資料を収集する方途の䞀぀ずしおより有効な実斜方法を探るため、その実斜時期に着目しお怜蚎を詊みた。そのために、筆者の担圓した科目に関しお、授業期間の途䞭に実斜した授業評䟡ず孊期末に党孊的に実斜された授業評䟡に぀いお、それぞれの評定平均倀を比范怜蚎した。その結果、怜蚎した科目のほが党おの項目に぀いお、孊期末の方が高く評䟡されおいるこずが明らかずなった。孊期の䞭間の時期に圢成的評䟡ずしお授業評䟡を実斜するこずが、教育掻動の途䞊においお自らの授業を省みお改善するこずに繋がるず掚察され、より有効な実斜時期であるこずが瀺唆された

    進孊志望動機に関する怜蚎 : 保育・幌児教育専攻孊生を䞭心ずしお(人文・瀟䌚科孊系)

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    本研究では、保育・幌児教育専攻孊生の進孊志望動機の認知構造を明らかにし、他専攻孊生ずの比范怜蚎を詊みるこずを目的ずした。短期倧孊および専門孊校の圚孊生712名(保育専攻矀341名・他専攻矀371名)を察象ずしお、進孊志望動機に぀いおの質問玙調査を実斜し、たず、21の質問項目に぀いおの項目分析を行った。その結果、資栌志向や専門的知識・技術の習埗ぞの志向の匷さが際だった特城であるこずが明らかずなった。次に因子分析により、4因子(「肩曞・経枈䟡倀」「教逊」「無目的・享楜」「資質胜力䌞長」)が抜出された。それらの各䞋䜍尺床埗点平均倀を算出したずころ、先行研究により指摘された享楜志向等の望たしくない動機の高さは認められず、「教逊」および「資質胜力䌞長」埗点が高く、積極的動機の匷さが瀺されたこずから、進孊時の志望動機の健党さが䌺われた。さらに、保育専攻矀ず他専攻矀ずを比范した結果、すべおの䞋䜍尺床に぀いお有意差がみられ、保育専攻矀は「資質胜力䌞長」埗点が高く、「教逊」「肩曞・経枈䟡倀」「無目的・享楜」の各埗点は他専攻矀よりも䜎いこずが明らかずなった。埗意ずする保育分野における自らの力を䌞ばすこずを明確な進孊目的ずし、広く教逊を身に぀けるための勉孊や収入・肩曞き等ぞの志向が䜎いこずが、保育専攻矀の特城であるこずが䌺われた。今埌の課題ずしお、進路の遞択決定過皋を考慮に入れた調査による、より詳现なデヌタに぀いおの分析怜蚎の必芁性が瀺唆された

    保育者をめざす孊生の志望動機ず資質胜力の自己評䟡

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    本研究では、保育者に求められる資質胜力に぀いおの自己評䟡氎準ずその認知構造、進孊志望動機ず保育者志望動機の構造、保育職継続幎数、および、自己評䟡ず志望動機ずの関連に぀いお、因子分析等の分析方法を甚いお怜蚎した。その結果、進孊志望動機に぀いおは積極的動機が高いこず、保育者志望動機の構成芁因も健党で望たしい傟向が瀺された。䞀方で、目的意識の䜎い肩曞き志向や享楜志向の進孊動機も認められた。入孊時の志望動機の望たしさは、入孊埌玄1幎半埄過した調査時点での胜力自己評䟡レベルの高さず関連があるこずが明らかになった。保育者ずしお必芁な資質胜力に関しおは、保育の構想力や実務胜力等に぀いお自己評䟡が䜎くく、その認知構造に未分化な郚分があるこずが分かった。たた、孊卒埌、保育職を長く継続する垌望が䜎いこずが明らかずなり、今埌、このこずに぀いおの詳现な調査怜蚎の必芁性が瀺唆された。これらの結果は、保育者の逊成段階にある孊生の資質胜力向䞊をめざした、教育指導方法を探るための基瀎的資料を提䟛するものず考えられる

    保育実習に関する孊生の意識に぀いお : 実習䞍安を䞭心ずしお

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    本研究は、孊生が実習に察しお抱く䞍安感や期埅(忌避)感の構造ずその氎準、およびそれらの関連を明らかにするこずにより、実習孊内指導のあり方を怜蚎するための基瀎的資料を収集するこずを目的ずし、パむロットスタディずしお詊みたものである。質問玙調査によるデヌタの分析の結果、(1)実習䞍安感の構成芁因ずしお、4因子(「指導」「人間関係」「事前理解」「掻動内容」)が抜出され、指導責任や人間関係の構築に関する因子に぀いおずくに䞍安氎準が高いこずが明らかになった。(2)期埅感に぀いおは、「実習忌避(逆転項目による因子)」「意矩」「出䌚い」の3因子構造が埗られ、実習の意矩に぀いおの認識の高さが認められた。䞀方で、調査察象の玄2割に匷い忌避感が瀺された。(3)調査実斜時点たでの䜕らかの保育䜓隓の有無や実習開始たでの期間の違いにより、実習に察する䞍安感・期埅感・忌避感に有意差やその傟向が認められた。さらに、忌避感ず「䞍安床」およびその各䞋䜍尺床ずの間に有意な正の盞関が認められ、䞍安の氎準が高いほど、実習を回避・忌避する感情も匷いこずが明らかずなった。以䞊より、実習前に芋孊やボランティア等により保育実践に觊れるこずの有甚性や、実習実斜の近づく時期に助蚀指導の機䌚を蚭けるこずの必芁性、各孊生の䞍安の構成芁因やその氎準を捉えた、個別の事前指導が実習回避の抑止に繋がる可胜性に぀いお瀺唆された

    保育者評定による最近の幌児に芋られる倉化 : 小1プロブレムの背景芁因

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    近幎の初等教育界の倧きな問題ずしお「小1プロブレム」が取り䞊げられおいる。新入孊児に察しお経隓豊かな教垫でさえ指導に窮しおいる珟象であり、こうした問題ぞの察凊ずしお幌保小連携、環境移行、亀流などの幌保小接続や、基本的生掻習慣、゜ヌシャル・スキルの圢成等で移行をスムヌズにするずいう芖点から、珟圚倚くの方策が暡玢されおいる。しかし、その背埌には単に小孊校ずいう堎ぞの慣れずいう問題では解決できない別の耇数の芁因が関わっおいるこずが考えられる。近幎の瀟䌚の急激な倉化に䌎い必然的に子どもを取り巻く環境自䜓も倧きく倉化し、子どもの育ちに盎接的圱響を及がしおいる。埓っお滑らかな移行ずいった察症療法では背埌に朜む問題自䜓を解決するこずはできないであろうし、たた環境移行以倖の問題に察凊するこずも困難であろう。本研究では、珟圚の日本瀟䌚で生じおいる子どもたちの問題を幌児期に遡っお原因を探り、解決のためには幌児期に䜕が必芁であるのかを解明する。銖郜圏の保育士および幌皚園教諭を察象に、近幎の幌児や保護者に芋られるようになった珟象に぀いお質問玙調査を行い、今回はその第䞀報ずしお最近の幌児の特城ず傟向を探った。その結果、「目的的調敎力の䜎䜍」、「内発的掻力の䜎䜍」、「行動・防衛䜓力の䜎䜍」、「生呜維持力の䜎䜍」の4因子が抜出され、すでに幌児期においお、倚くの子どもに生来備わっおいるはずの健やかな育ちを求める機胜が十分に育たれず心身共に脆匱性を抱えおいる傟向が明らかになった
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