38 research outputs found
International reliability assessment project through standard PateranoSiC(SiC/SiC)
Please click Additional Files below to see the full abstract
Optimizing RMI atmosphere for SiC/SiC composites fabrication
Please click Additional Files below to see the full abstrac
Measurement of Electromagnetic Fields in Space by Antenna Effect of Human Bodies. A Study of Safety Control and Risk Management
From a viewpoint of safety control and risk management, electromagnetic fields in space have been studied by the antenna effect of human bodies. The results of the measurement of electromagnetic fields in various places inside and outside of a building a
Measurement of the Fluctuation of Structures by Reflection of Laser Beam. I
Measurement and analysis of fluctuations of structural objects are useful for monitoring the condition of these structures. In this paper, we propose a laser beam technique for studying these fluctuations, and report some results of our investigations, including an observation of forced vibration of a refrigerator, rotational frequency of an electric motor, and the appearance of a fluctuation in rotational speed due to fatigue. This technique has also been applied to real structural objects, a resonance of a automobile due to rotation of the engine, and intrinsic vibrations of buildings. Standard techniques used in fluctuation analysis are compared in a detection of an abnormal state of an electric motor. Data processing techniques of higher-orders are tested. Fluctuation analysis should be an important objective of analytical chemistry. The results obtained with this laser beam technique should form a useful collection of data regarding fluctuation analysis of various objects
A-3. 構造物のゆらぎ測定と安全科学
私達の身の回りにある物は全て、微弱ではあるが常に振動している。これをここでは「ゆらぎ」と呼ぶことにする。構造物に異常がある場合とない場合では、このゆらぎ方が異なると考えられる。ゆらぎ信号の周波数成分において、対象物体が正常な場合と異常がある場合ではスペクトルが異なる。このことを利用して対象物体の安全性を診断することを目的とする
H. 環境汚染物質(ダイオキシン、PCB 等)の化学的処理について
ダイオキシンの環境への影響とポリ塩化ビフェニル(PCB)の処理技術の現状について調査した。第一種特定化学物質に指定されているPCB [Polychlorinated biphenyl]は、焼却によりダイオキシン類[Dioxin (PCDD)とDibenzofuran (PCDF)の総称]が発生するため、現時点では各事業所が保管している。しかし、長年の保管は、紛失、漏出、事故等の危険性があるため、ダイオキシン類を生成又は増大させないような処理法が現在求められている。人体に摂取されるダイオキシン類は、主に魚介類経由であることから、ここでは、ダイオキシン類の海洋生物への影響が問題である。ダイオキシン類はガンや奇形を始め、ヒトに様々な影響を与える。ヒトの場合、PCBとダイオキシン類の摂取は、その98%が食物経由であり、中でも魚介類が約60%を占め、海洋汚染がヒトに大きな影響を与えている。海洋生物への影響も深刻で、大量変死や奇形、抵抗力減衰などが生じている。海洋に流出したダイオキシン類は生物の体内で濃縮され、食物連鎖により海洋で高次に位置する魚類に高濃度に蓄積される。ダイオキシン類の蓄積量は、異性体によって異なるが、2,3,7,8-ダイオキシンが最も体内に蓄積される。また、脂肪の多い魚類に蓄積されやすい。特に海棲哺乳動物はダイオキシン類を高濃縮し、長期蓄積する。これは、皮下に厚い脂肪組織があり、これが貯蔵庫になっていることや、一旦脂肪組織にはいると簡単に出ていかないことなどによるものである。分解処理法には様々あるが、現在、日本で認められているPCB処理法は高温熱分解処理のみである。しかし、この方法は、PCBに微量に含まれているダイオキシン類の濃度の増大の恐れや、焼却処理することによって、ダイオキシン類がまた新たに発生してしまう可能性があるので、PCB焼却処理場を建設しようとしても地元住民などの反対が強く、処理への道が開けずにいる。最近、ダイオキシン類を発生させないPCBの化学的処理法の開発が進められており、これを推進する動きがある。その化学的処理法とは、アルカリ触媒分解法、化学抽出分解法、t-BuOK法(カリウム・ターシャリー・ブトキサイド法)、金属ナトリウム法、超臨界水酸化法、紫外線・生物分解法などである
J. 高分子中に取り込まれた水の高周波分光法による状態分析 : 水と安全の科学
製作した高周波分光装置において、横軸を周波数、縦軸を共振強度にとったスペクトルとして観測すると、物質中の水の束縛状態に対応すると考えられる位置にピークが現れ、かつ、混合比を変えるとピークがシフトする、すなわち水の状態分析ができることが判明した。これを、衝撃吸収剤の原料の一つであるポリオールに適用した。その結果、束縛状態の異なる3種の水の存在を確認することができ、これは熱測定(DSC)による結果と一致するものであった。とくに本法では測定温度を変えることなく常温の実験のみでDSCと同じ結果が得られたことが特徴といえる。この成果を踏まえ、さらに各種の試料につき試験的な測定を行た。たとえば、エチレンオキシドーヒドロキノンの系、エチレンービニルアルコール共重合膜の系、コロイダルシリカ(石油分留用のゼオライトを合成するときの前駆体)の反応過程、等々である。いずれも興味ある知見を与えそうなスペクトルを得ることができ、目下、さらなる研究の具体策を検討中である