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    ライフスタイルと自覚的疲労が身体組成へ及ぼす影響

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    本研究では7週間×2回の長期臨床実習(実習I・II)を控えた健康な男子学生18名(年齢21.6±0.6歳)を対象とし、ライフスタイルと自覚的疲労が身体組成に及ぼす影響を調べ、肥満予防への効果について検討することを目的とした。身体組成値はBoCA x1(Body Composition Analyzer)を用いて体脂肪率、腹部脂肪レベル、皮下脂肪断面積、内臓脂肪断面積、基礎代謝量/体重を測定し、自覚的疲労度の調査に自覚症しらべ(日本産業衛生学会)を実施した。実習I・II各々の前後をパターン1 .2. として、実習期間中のライフスタイル調査結果より分類した2群において身体組成値の変化量と自覚的疲労との関連を検討した。ライフスタイルの違いによる各身体組成値の変化量に有意な差は認められなかったが、パターン1. の身体組成値では朝食摂取群で有意な減少がみられた。また、自覚的疲労ではパターン1. の睡眠の質不良群で有意に高い値を示した。以上より、若年健常者においても、日常的な朝食摂取と十分な休養がもたらす身体への効果は肥満予防の一助となることが示唆された
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