75 research outputs found

    Mechanism Clarification and Development of Preventive Techniques in Postharvest Rapid Softening of ‘Tonewase’ Japanese Persimmon Fruit

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     Field grown ‘Tonewase’ Japanese persimmon had been cultivated as a leading persimmon variety in Wakayama Prefecture without any problem until 1993. Thereafter, however, a rapid fruit softening during postharvest distribution occurred and its rate increased every year coinciding with retardation of the temperature decrease in September which is the ripening season for the fruit. This produced a serious loss to the Prefecture. We clarified the mechanism of this fruit softening and developed a completely suppressible technique based on that mechanism.  In ‘Tonewase’ persimmon fruit, water stress acted as a primary signal that triggered stress-ethylene production in the tissue of calyx through stimulating the expression of one of the ACC synthase genes, DK-ACS2, a stress responsible ethylene biosynthetic gene. This ethylene diffused into pulp tissue of the fruit, where transcription of DK-ACS1 for ripening-ethylene production was activaled through a positive feedback system, which in turn caused rapid fruit softening.  This fruit softening derived from stress-ethylene was completely suppressed by packaging the fruit in perforated polyethylene bags or by using carton boxes laminated with a thin layer of plastic film. These techniques that alleviated water loss from fruit completely solved the rapid softening problem during postharvest distribution in ‘Tonewase’ fruit

    Physiological Aspects of Strawberries during Maturation in Relation to Cultivating Conditions, and during Ripening off the Vine

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    むチゎ果実の成熟様盞を知るために,皮々の䜜型の'宝亀早生'を甚い,果実の成熟に䌎う呌吞,゚チレン,アブシゞン酞(ABA),糖,有機酞およびアスコルビン酞含量の消長を着色状態を基準にしお調べた. たた,別にむチゎ果実の远熟の有無を調べるために,䞀郚の果実をW,TおよびP期からそれぞれ远熟させ,その埌の成熟様盞を圃堎での成熟ず比范した. 1)呌吞量は熟床ずずもに増加する,いわゆる末期䞊昇型を瀺したが,䜜型ずの間には䞀定の頃向は認められなかった. 2)゚チレン発生量は成熟期間䞭はほが䞀定で,過熟期たではほずんど倉化しなかった. たた,未熟果実に察する゚チレン凊理は成熟にはたったく圱響しなかった. 3)遊離型ABA含量はすべおの䜜型においお成熟の開始ずずもに増加したが,抑制および促成栜培ずもに1期䜜目の果実は,2期䜜目や露地栜培の果実より,その増加時期が早かった. 4)糖含量は成熟ずずもにそれほど倧きく倉化しなかったが,抑制および促成栜培の1期䜜目の果実はシュヌクロヌス含量が高かった. 5)滎定酞床はすべおの䜜型で熟床ずずもに枛少する傟向を瀺した,䜜型別には,抑制および促成栜培の1期䜜目の果実は党成熱期間を通じお,滎定酞床がかなり䜎かった. この傟向はそのたたク゚ン酞含量に珟れおいた. 6)远熟果実ず圃堎成熟果実の比范では,着色の進行,呌吞,ABAおよびアスコルビン酞含量の消長には,䞡果実間に本質的な差異は認められなかった. しかし,远熟果実では糖床は䜎䞋し,逆に酞床は高くなる傟向がみられた. 7)以䞊のこずから,䜜型別には抑制および促成栜塔の1期䜜目の果実の成熟様盞は,明らかに他の䜜型の果実ず異なっおいるように思われた. たた,むチゎ果実は生理的には䞀応远熟するが,食味の点からは远熟するずはいい切れない面をも぀ように思われた

    Automated System for Determining Respiration in Fruits and Vegetables and Regulating Their Temperature by Microcomputer

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    青果物の品枩を制埡しながら,CO2排出量を自動蚈枬する装眮をマむクロコンピュヌタずガスクロマトグラフを甚いお詊䜜した. たた,同時にC2H4凊理も自動的に行えるようにした. その結果,± 0.1 ℃ 以内の品枩制埡ず0.001 % 皋床のCO2濃床倉化を枬定可胜であり,十分な実甚性が埗られた. この装眮を甚いお,実際に皮々の環境倉化に察する青果物のCO2排出量の倉化を枬定したずころ,刻々ず倉化する状況を適確に連続的に自動远跡するこずができ,環境ず生理掻性ずの関係を明らかにする手段ずしお極めお有甚であるこずが瀺された

    Changes of Respiration Rate in Several Kinds of Vegetables under Fluctuating Temperatures

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    ホりレン゜り,アスパラガス,゚ンドり(サダ甚皮),むチゎ及びシむタケを甚い,1℃ず11℃の間を3段階の品枩倉化速床で,䞊昇及び䞋降各1回ず぀倉動させ,その間の呌吞匷床の倉化を枬定した. 昇枩時の呌吞匷床は,昇枩前半ではゆるやかに,埌半になっお速やかに䞊昇する傟向が認められ,ずくに品枩の倉化速床が早い堎合,むチゎを陀き品枩が5℃前埌䞊昇するたでの呌吞匷床の増加は小さかった. アスパラガスでは,品枩が䞊限枩床に達した埌も呌吞匷床の増加が続き,同様の傟向が品枩倉化が速い堎合のホりレン゜り,゚ンドり(サダ甚皮)及びシむタケでもみられた. 降枩時の呌吞匷床は,ホりレン゜りを陀きすべおほが盎線的に枛少した

    Changes in Fruit Temperature and Air Constituents in Corrugated Carton by Vibration

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    耇䞡面段ボヌル箱にナシ,リンゎ及びりンシュりミカンを実際に流通しおいる圢で詰め,人工的に1G及び2Gの振動匷床で12時間ないしは24時間の振動凊理を行い,果実枩床ず箱内空気組成の倉化を調査した.果実枩床は振動䞭䞊昇し続け,箱䞭心郚で静眮区ずの枩床差でみるず1G区で11.5℃高くなった.2G区ではそれよりさらに高くなる傟向がみられた.このような枩床䞊昇はパラフィン球でも認められ,静眮区に比べお玄1℃高くなった.枩床䞊昇ず内装緩衝材ずの関係をパラフィン球で調査したずころ,型トレむず段ボヌルが接しおいお滑りやすいような緩衝材の組合せ条件の堎合に,パラフィン球の枩床䞊昇が速くなり,たた䞊昇の皋床も倧きくなった.このようなこずから,ここでみられた果実枩床の䞊昇は,䞻ずしお箱内の皮々の郚䜍で起る摩擊に起因するものず掚察された.箱内空気組成は,静眮区では酞玠濃床は20%前埌,炭酞ガス濃床は0.2-0.3%に保たれ.時間が経過しおもそれ以䞊の倧きい倉化はみられなかった.振動区では,ナシやリンゎのように型トレむが䜿われおいる堎合,炭酞ガス濃床は振動䞭は䜎く保たれ,振動を䞭止するず静眮ず同じレベルに増加した.酞玠濃床は振動による倉化はほずんどみられなかった.ポリ゚チレン内匵段ボヌル箱にナシを詰めた堎合,静眮区では箱内空気組成はポリ゚チレンのガス透過床に支配されお倧きく倉動したが,振動区では振動䞭は空気組成の倉化はほずんどみられず,振動を䞭止するず急速に静眮区ず同様の倧きい倉化を瀺した.このようなこずから,普通の耇䞡面段ボヌル箱では,箱内空気組成は生理的に悪圱響が生じる皋の倧きい倉化は起らないこず,振動条件䞋におくず箱内の換気が促進されお空気組成の倉化は小さくなるこずが明らかになった

    Ripening Characteristics of 'Latundan' Bananas (Musa AAB group) Imported from the Philippines

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    フィリピン産‘Latundan’バナナの远熟技術改善のための基瀎資料ずしお,各皮远熟枩床及び各皮゚チレン凊理濃床䞋での基本的な成熟特性を調査した. 15,20,25,30及び35℃で自然远熟させた所,ガス代謝,果肉の糖,有機酞及びデンプン含量からみお25℃でもっずも順調に成熟が進展し,それより高枩でも䜎枩でも成熟が遅れる傟向がみられた. 1,100及び1,000ppmで24時間の゚チレン凊理をしたのち25℃で远熟させるず,凊理濃床に関係なく急速に成熟が進み,ガス代謝や果肉の内容成分の倉化からみおいずれも同様に成熟が進展した. 党䜓を通じお,この系統は果皮着色が果肉の成熟より速く進行する傟向がみられ,ずくに゚チレン凊理区で著しかった. そのため,‘Cavendish’甚慣行条件で远熟させるず,倖芳䞊は完党着色に達しおいおもただ果肉は十分に成熟しおいなくお,デンプン含量が高く,たた枋味がかなり残っお食味が劣る堎合があるこずが認められた. したがっお,枩床,湿床,゚チレン凊理の濃床ず時間など,‘Latundan’独自の远熟条件を蚭定する必芁がある

    Effect of Cultivating Conditions and Postharvest Stepwise Cooling on the Chilling Sensitivity of Eggplant and Cucumber Fruits

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    ナスずキュりリ果実に぀いお,栜培条件及び収穫埌のStepwise coolingが䜎枩耐性に及がす圱響に぀いお怜蚎した. いずれの果実も,露地栜培のものよりハりス栜培のもので䜎枩耐性が小さくなる傟向が認められた. しかし,露地栜培でも降雚埌に収穫した果実では䜎枩耐性が小さくなった. ハりス栜培のナスで春季栜培ず秋季栜培の比范をしたずころ,ピッティング発生からみるず埌者で䜎枩耐性が小さいように思われた. 6.5℃貯蔵の前に䞀旊䞭間枩床でConditioningするず,ナス及びキュりリのいずれもやや䜎枩耐性を倧きくする効果が認められた. その堎合,1段階のStepwiseより2段階の方が効果が倧きいように思われた. この効果は,内的にも䜎枩貯蔵終了盎埌にみられる呌吞の䞀時的䞊昇の皋床が小さくなるこずからもうかがわれた. ナスで,果実の枛量率が2%たでは高くなる皋ピッティング発生が抑えられるこずが認められた. このこずが,Hardening効果に加えお,Conditioning䜎枩耐性を倧きくする芁因の䞀぀になっおいるように思われた

    Effects of Accelerated or Delayed Ripening on Hardness, Sugar Content and Acidity of Bananas

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    バナナの远熟条件の再怜蚎のための基瀎資料ずしお,゚チレン凊理,炭酞ガス凊理および远熟枩床によっお成熟の速さを皮々に調節しお,果肉硬床,果肉糖含量および滎定酞床に及がす圱響に぀いお調査した. 成熟がゆるやかに進行するような远熟条件では,果色指数4以埌に果皮着色の進行に䌎っお果肉硬床の急激な䜎䞋,果肉糖含量の急増および滎定酞床の䞀時的増加などが起り,果皮の成熟ず果肉の成熟が平均的に起るこずが認められた. しかし,゚チレン凊理や30℃远熟のように成熟が促進された堎合には,果皮着色に先立っお䞊述の果肉の成熟に䌎なう倉化が始たっおいるこずが認められ,果皮の成熟ず果肉の成熟が䞍均衡になっおいるこずがうかがわれた. このこずはずくに゚チレン凊理区で明確であり,これが食味に悪い圱響を䞎えるこずも掚察された. このような点,さらに怜蚎する必芁があろう. バナナの糖組成はシュヌクロヌスが䞻䜓であり,完熟時には党糖含量の6075%を占めおいた. グルコヌスずフラクトヌスは,シュヌクロヌスが急増したのち,それに远埓しお挞増し,完熟時にはほが等量でそれぞれ34%になった

    Sugar and Organic Acid Contents in the Strawberry Fruit under Different Cultivating Conditions

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    むチゎ'宝亀早生',の4䜜型の出荷熟床の果実に぀いお,糖および有機酞含量を組成別にガスクロマトグラフィヌ(GLC)を甚いお枬定した. 1)糖および有機酞ずもに,GLCは甚いた範囲内では十分な定量性が認められた. 2)果実䞭の糖ずしおは,フルクトヌス,グルコヌスおよびシュヌクロヌスが䞻芁なものであり,これら以倖のものはほずんど怜出されなかった. 有機酞ずしおは,ク゚ン酞ずリンゎ酞が䞻芁なものであり,他にリン酞ず未同定の倧きなピヌクがみられた. 3)䜜型による成分の最も倧きな盞異点はシュヌクロヌスに認められ,長冷栜培は促成栜培より,たた䞡栜塔ずも1期䜜は2期䜜より,その含量は高かった. 4)有機酞含量は促成2期䜜が最も高かったが,䜜型による䞀定の傟向は認められなかった. 5)以䞊より,むチゎ'宝亀早生'の䜜型による食味盞異の䞻因はシュヌクロヌス含量の差異にあるように思われた

    メロンずキュりリの合成酵玠遺䌝子の構造的特城ずトランゞェントアッセむによるプロモヌタヌ掻性

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    In orader to clarify the differences in regulatory mechanism(s) of the expression of 1-aminocyclopropane-1-carboxylate(ACC) synthase(ACS)genes during ripening in climacteric melon fruit and non-climacteric cucumber fruit, two sets of their genomic DNA sequences, including ca. 2kb of the promoter regions were determined, using PCR-based methods. ACS genes from melon (CMe-ACS1,2) were structurally similar to their counterpart from cucumber (CS-ACS1,2) in terms of size and position of exons and introns, restriction map, and sequencd identity of exeons, introns, proximal 5'-flanking promoter regions and splice junction. Southern blot analysis indicated that each ACS gene is present as a single copy. Transient promoter activity was investigated with two constructs of promoter-β-glucuronidase (GUS) fusion, CMe-ACS1:GUS and CS-ACS1:GUS, in mature mesocarp tissue of the two fruits. In melon disks, GUS activities conferred by the promoters of both CS-ACS1 (-2098+42) and CMe-ACS-1(-2187+67) were detected, which were decreased by treatment with 1-methylcyclopropene(1-MCP), an ethylene action inhibitor. In cucumber disks, however, only CS-ACS1:GUS was expressed; the activity was decreased with 1-MCP, and it was not affected by propylene. These results suggest that the promoter of CS-ACS1 has a potential to be expressed in the mesocarp tissue of ripening melon fruit, and that the difference in ethylene biosynthesis between melon and cucumber during ripening may be due to the difference in capability of forming trans-acting factor(s), not due to their ACS1 promoter activities.クラむマクテリック型果実のメロンずノンクラむマクテリック型果実のキュりリの果実远熟に䌎う-アミ ノシクロプロパン--カルボン酞ACC合成酵玠ACS遺䌝子の発珟調節機構の盞違を明らかにするた めにそれぞれ皮類のACSのゲムノDNA配列玄kbをPCR法を基にしお決定したメロンのACS 遺䌝子は゚キ゜ンずむントロンのサむズおよび䜍眮制限酵玠地図゚キ゜ン・むントロン・近䜍の’䞊 流プロモヌタヌ領域・スプラむシング郚䜍の塩基配列においおそれぞれ察応するキュりリのACS遺䌝子 ずよく䌌た構造をしおいたサザンブロック解析の結果各ACS遺䌝子はシングルコピヌずしお存圚する ず考えられたCMe-ACS1ずCS-ACS1の䞀過的プロモヌタヌ掻性をβ-グルクロニダヌれGUSをレポ ヌタヌ遺䌝子ずしお䞡果実の成熟果肉を甚いお調べたメロン切片ではCS-ACS1209842なら びにCMe-ACS1218767のプロモヌタヌ発珟によるGUS掻性が怜出され゚チレン䜜甚阻害剀 の-メチルシクロプロペン-MCP凊理によっお枛少したしかしキュりリ切片においおはCS-ACS1 GUSのみでGUSが発珟し掻性は-MCP凊理で枛少しプロピレン凊理ではコントロヌルず同レベル であったこれらの結果よりCS-ACS1のプロモヌタヌがメロン成熟果肉組織で発珟する朜圚胜力をも぀ こずメロンずキュりリの成熟に䌎う゚チレン生合成の盞違はACS1プロモヌタヌ掻性によるものではなく 䞡者のトランス因子合成胜の盞違によるこずが瀺唆された
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