67 research outputs found

    <Original Papers>On the Equilibrium among Silicon in the Molten Iron, Molten Slag and the H_2-H_2O Mixed Gas.(II) : Measurement of the Equilibrium of the Reaction, (SiO_2)_<Al_2O_3-CaO(s.)>+2H_2=Si+2H_2O

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    Using a CaO crucible, the equilibrium of the following reaction was studied under the conditions of 2CaO・SiO_2,3CaO・SiO_2,or CaO saturation in the temperature range from 1,550° to 1,600℃. [chemical formula] The equilibrium constant of the reaction (1) becomes as follows : [chemical formula] As was already published in the previous papers, which reported on the SiO_2-CaO binary system saturated with SiO_2 or CaO, the activity of pure SiO_2 was taken at unity as a standard state of aSiO_2. In this case, K_ and K^S_ were equal at a given temperature. Thus, aSiO_2 in the molten SiO_2-CaO-Al_2O_3 ternary slag was calculated from the following equation : [chemical formula] Finally, the authors determined the liquidus line of 1,550° and 1,600℃ on the CaO side of SiO_2-CaO-Al_2O_3 ternary diagram from the equilibrium compositions of slags

    薬局におけるハイリスク薬の薬学的管理指導の現状調査

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    近年、ハイリスク薬使用患者が安全に確実に効果を得られるよう、薬剤師による薬剤管理指導の実施が求められている。2011年に日本薬剤師会が発行した「薬局におけるハイリスク薬の薬学的管理指導に関する業務ガイドライン」は、ハイリスク薬における薬局薬剤師の標準的な業務の指針になっており、本ガイドラインの実施状況から薬剤師によるハイリスク薬に対する薬学的管理指導業務の現状が把握できると考えた。そこで、本ガイドラインの認知度、各業務の実施頻度による傾向および実施頻度の低い薬効群を把握することを目的とし、2011年7月1日から19日にWeb調査会社に登録している223名の日本の薬局薬剤師を対象としたWeb調査を実施した。147名から回答があり(回答率65.9%)、得られたデータは記述統計とクロス集計にて分析を行った。その結果、89.1%の薬剤師がガイドラインを認知していた。実施頻度による傾向として、薬物血中濃度モニタリング対象薬剤の検査値モニターの実施頻度が低いこと、血液凝固阻止剤と食事との相互作用の確認の実施頻度が高いことが示唆された。薬効群別の薬学的管理指導の実施比較では、精神神経科用剤の低実施群の割合が、他の4薬効群よりも有意に高かった(p=0.018、0.009、0.001、<0.001)。本ガイドラインの認知度は高く、薬剤師が患者の生命にかかわる相互作用の注意喚起を行っている一方で、医療機関との連携体制や精神疾患領域の薬剤の業務に課題が残されていることが推測された。(著者抄録

    ラットにおける強制水泳、運動量および脳内BDNF量におよぼす抗うつ薬ミルタザピンの影響

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    ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)に分類されるミルタザピンは従来の抗うつ薬(SSRI、三環系など)と比較し、臨床で早期の症状改善がみられている。しかし動物実験では14日間の投与で抗うつ様効果と脳内の脳由来神経栄養因子(brain-derived neurotrophic factor:BDNF)の増加が報告されているにすぎない。それ故、ミルタザピンの急性期の脳内BDNF量に対する影響を検討するため、ラットを用い急性投与(強制水泳の24時間前および4時間前の2回投与)および7日間反復投与を行い、強制水泳の無動時間、および脳内BDNF量を測定した。更に、オープンフィールド試験によりラットの運動量に対する急性投与の影響も検討した。急性投与においてミルタザピン5、10、20mg/kg投与いずれも強制水泳の無動時間に対し有意な影響は認めなかった。7日間反復投与においても同様であった。急性投与ではミルタザピン5mg/kg投与で海馬および前頭葉で有意(p<0.01)にBDNF量の増加を認め、10mg/kg投与では海馬で有意(p<0.01)なBDNFの増加、前頭葉で増加傾向(p=0.07)を認めた。7日間反復投与ではミルタザピン5mg/kg投与で海馬において有意(p<0.05)なBDNFの増加を認めた。前頭葉においては5mg/kg投与でBDNFの平均値は増加したが有意ではなかった。強制水泳試験ではミルタザピンのいずれの投与量においても無動時間の短縮は認められず、高投与量で無動時間の平均値はむしろ延長したので、オープンフィールド試験を行い運動量に対するミルタザピンの影響を検討した。オープンフィールド試験ではミルタザピン5mg/kg、20mg/kgは溶媒群と有意な差は認められなかった。以上のように強制水泳ではミルタザピンの投与によって急性および7日間の反復投与で有意な抗うつ様効果は認められなかったが、脳内BDNF量に対しては5mg/kg投与で急性および7日間反復投与で有意な増加を認めた。このミルタザピン投与後すぐに現れるBDNF量の増加が臨床における早期の抗うつ効果発現を反映している可能性が考えられる。強制水泳試験における無働時間の短縮が得られなかったことが、ミルタザピンの持つヒスタミンH1受容体拮抗作用の眠気による可能性があると考えた。しかし、オープンフィールド試験で運動量の明らかな減少は認められなかった。(著者抄録
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