What Conditions can Bring Proactive Learning Into Existence? : A Focus on University Student-led Community Projects

Abstract

近年、主体的な学びは文部科学省が提示する大学改革の重要なキーワードである。学生は主体的に考える力をもち、変化する社会経済状況に対応できる柔軟性が求められる。しかし、学生の主体的な学びを成立させることは難しい。本研究の目的は、アクティブ・ラーニングの過程を通して、学生の主体的な学びの成立条件について検討することである。本研究は学生が企画した2つのプロジェクトを通して行った。その結果、1点目は、学生は活動前と比較して「自分の考えを言うことができる(発表だけでなく、文や絵や身体表現でも)」と実感し、考えることと発信することの重要性に気づいたことである。2点目は、学生の主体的な学びの成立条件には、アクティブ・ラーニングの開始前から求められる内容とアクティブ・ラーニングの終了後に求められる内容があり、開始前の①活動の活性化、②学生の活性化、③学びのコミュニティの活性化は、学生の動機づけと関連し、終了後の①学生の役割と貢献内容の明確化、②コミュニケーションの重要性に対する気づきの促し、③学生の活動に対する肯定的評価は、活動後の振り返りの重要性と関連していた。departmental bulletin pape

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Shitennoji University Repository / 四天王寺大学リポジトリ

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Last time updated on 10/02/2024

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