当科で治療されたマトリックス結石症例の検討 : 高齢者の結石治療を考察する

Abstract

マトリックス結石は通常の尿路結石と異なり、結石を構成するミネラルが少なく、有機質の比率が高くなった軟らかい結石であり、発生は稀とされる。当科で経験したマトリックス結石6症例について、治療成績をまとめた。全例が結石治療に先行する有熱性尿路感染症を発症していた。全例が経尿道的結石砕石術(TUL)により治療された。術後、2例が有熱性尿路感染症を発症し、うち1例は敗血症性ショックで集中治療室管理となったが、周術期死亡はなく、安全に治療されていた。マトリックス結石は感染結石の1つともされ、時にサイズの大きな珊瑚状(鋳型)結石となることがある。感染結石治療の原則は完全除去であるが、高齢者が対象となる場合の積極的な侵襲的操作や頻回の手術治療には限界があり、状況や患者の状態に応じた適切な対応が求められる

Similar works

Full text

thumbnail-image

sapporo medical university Information and KnOwledge Repository)

redirect
Last time updated on 10/07/2018

Having an issue?

Is data on this page outdated, violates copyrights or anything else? Report the problem now and we will take corresponding actions after reviewing your request.