大腰筋断面積、CT値を用いたサルコペニア評価の検討

Abstract

サルコペニアは高齢者の生命予後を規定する因子の一つであり、リハビリテーション栄養介入が有用とされている。サルコペニア評価には、様々な手法が提唱されているが、それぞれ利点欠点があり、一定した見解は得られていない。後期高齢者におけるCTを用いたサルコペニア評価の有用性について検討するため、我々は後期高齢者の大腰筋断面積(以下、筋断面積)、さらに脂肪含有量の差による筋肉の質について評価するため、大腰筋CT値(以下、CT値)を計測し、検討を行った。2012 年7月から2013 年3月までに当院救急外来を経由し入院となった後期高齢者のうち、単純CT画像による筋断面積、CT値が計測可能であり、BMI、CONUT score、自立度、MNA-SF? のデータを有する81名(男性42名、女性39名)を対象として、筋断面積とCT値に対する様々な指標との関連についてretrospective に解析を行った。平均筋断面積は男性12.9±4.4 cm2、女性9.0±2.7 cm2、平均CT 値は男性33.2±8.6 HU、女性28.4±10.7 HU であり、ともに統計学的有意に性差を認めた。サブグループ解析では筋断面積とCT値によりサルコペニアに割り付けられた群で有意に自立度の低下を認めた。CTを用いた大腰筋断面積とCT値による評価がサルコペニアのスクリーニングとして有用である可能性が示唆された

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Last time updated on 10/07/2018

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