Hagoromo University of International Studies Repository
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Industry-Academia-Government Collaboration Initiatives and Aimed Educational Effects
近年の産学官の連携は、「知」の拠点としての大学の重要性が一層増している。また、大学の「第三の使命」として「社会貢献」が求められている。羽衣国際大学人間生活学部食物栄養学科では、堺市西区や大阪府、近畿農政局等の官公庁や子ども食堂等の民間組織と連携して食育の取組みを推進しており、今後もこうした食育の取組みは増加していくと考えられている。教員は、学生が学外での様々な取組みに参加することで気づきを重ね、成長していくことを期待している。そこで今までの取組みを振り返り現状を把握することで、産学官連携の学生への教育効果について検討した。departmental bulletin pape
A Study on University Students Awareness of Chai and the Efforts toward Making Hagoromo Spice Chai
大学生のチャイへの関心を調べ、オリジナルチャイの製作を試みた。全体の54.6%の学生がチャイを知っており、飲用経験のある学生は34.6%であった。高学年ほど飲用経験および認知度は高く、チャイを好きな学生は味や香りが好きと回答し、好まない学生は独特な味とスパイスの香りが好みではないことが明らかとなった。また、高学年ほど機会があればチャイを飲んでみたいという傾向を示した。そこで、飲用経験が多くない学生がチャイに親しみを持つことを目的に「ハゴロモスパイスChai」を開発した。材料にはシナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャーなど9種類のスパイスを配合し、スパイス感を残しながら、飲みやすく、爽やかな味に仕上げた。departmental bulletin pape
A Historical and Geographical Study of the Ley Lines and Barriers in the Western Kii Peninsula from around the 5th to 7th centuries(Cont.)
5~7世紀頃の紀伊半島西部に紀ノ川河口の紀き伊の水みなと門から御坊市の野島にかけてヤマト政権の防衛線となる南北レイラインと紀伊水道の結界が存在した。紀伊水門の西、木本八幡宮から紀伊日ノ御碕を結ぶレイラインは紀伊水道の航路となった。御坊市の道成寺、有間皇子の墳墓と言われる岩内1号墳及び野島は直線上に並びレイラインとなる。記紀を補完する『万葉集』から有間皇子事件を勘考すると斉明天皇の策略が垣間見える。有間皇子と連座して処刑された塩しおやむらじこのしろ屋連鯯魚は、九海士の里・野島を掌握し日高地方の造船・軍事・製塩産業を統括していた。departmental bulletin pape
日本料理における伝承されてきた 調理技法から考える将来性
「漬ける」調理技法は日本の食文化生活にかかせなく、そこには今まで先代達が積み上げてきた文化や技術がある。
料理は、料理人の知恵知識を駆使し発展してきた。同時に必要とされた調理器具も改善され発展してきた。より美味しく食べて頂く為にどうすればよいか。また料理の中に、相手への心使いやおもてなしの心を表した。時代を経る中で伝えられていない料理や技術が考えられる。通年通して飲食店で提供されることが少なくなった料理をフォーカスし、ここでは浸漬調理法の歴史を見直し、調理工程から今後の将来性を探る事を目的とし、文献調査を行った。departmental bulletin pape
A Case Study Changes in Gut Microbiota and Sleep by Nutritional Intervention in a Female University Professor Taking Multiple Medications
日本語版ピッツバーグ睡眠質問票(以下、PSQI-J)を用いて主観的な睡眠障害のある女性大学教員(以下、被験者)に、プロバイオティクスを1ヶ月間飲用してもらい、栄養介入前後の腸内細菌の変化と睡眠に関する客観的、主観的測定を実施した。栄養介入後、客観的測定のノンレム睡眠の割合が減少し、ルミノコッカス属とブチリシコッカス属の便中の割合が低下した。
被験者は、エンテロコッカス属が介入後で上昇したこと、加えてビフィズス菌より酸に強い乳酸菌を含むファミキュテース門の割合が上昇したことからPSQI-Jの得点が改善したと考えられた。departmental bulletin pape
Approaches to Achieving Sustainable Fashion(Report 3): The Current Situation and Challenges of Technology in the Fashion Business
第1報では大学生がファッション商品についてどのような認識を持っているか、またアパレル産業が抱える問題についてどのように考えているのか調査分析した。アパレル各社がサステナビリティ実現に向けて様々な取り組みに挑戦し、企業努力をしていることがわかった。またリメイクファッションの有用性について確認できた。
第2報では進化しているアパレルテキスタイルのうち、フェイクファーの有用性について調査を行った結果、リアルファーよりフェイクファーの利用を積極的に考えている学生もおり、衣服素材の側面からサステナブルファッションを実現するためのアプローチが可能であることがわかった。
第3報ではファッション業界で取り入れられているテクノロジーの進化がサステナブルファッションにどのような影響を与えるのか検討する。departmental bulletin pape