Mukogawa Women’s University Repository / 武庫川女子大学リポジトリ
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    3047 research outputs found

    友、敵、同士を語る声―Sandra Cisneros の Woman Hollering Creek and Other Stories におけるジェンダー表象

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    Development of a scale for disease-related anxiety among outpatients with ulcerative colitis

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    武庫川女子大学博士(看護学)目的:外来通院する潰瘍性大腸炎(Ulcerative Colitis;以下、UC)患者が抱える疾病に伴う不安尺度を開発することを目的とした。方法:先行文献をもとに概念分析を行い、また外来通院するUC患者12名にインタビュー調査を行い質的記述的に分析し、これら結果をもとに不安の尺度原案を作成した。尺度原案の内容妥当性と表面妥当性の検討を行い、修正した尺度原案を作成した。尺度の構成概念妥当性、基準関連妥当性、内的整合性、安定性を検討するために外来通院する636名の患者に無記名自記式質問紙調査を行い、得られたデータを統計学的に分析した。結果:70件の先行文献による概念分析の結果と、質的記述的分析の結果を対比させ、【再燃への不安】、【便失禁への不安】、【大腸喪失への不安】、【治療への不安】、【役割と関係性喪失への不安】の計50項目から成る不安の尺度原案を作成した。内容妥当性と表面妥当性の検討の結果、45項目の修正した尺度原案を作成した。質問紙調査の有効回答は369名であった。104名のデータに基づく探索的因子分析の結果、不安尺度は【便失禁に関連する不安】、【再燃に関連する不安】、【大腸喪失に関連する不安】の3因子、23項目から構成された。基準関連妥当性の検証として不安尺度の総スコア、3つの下位尺度スコアとHADS-不安の相関係数はr=.476、.418、.462、.401であり、IBDQ情緒との相関係数はr=-.640-、.590、-.574、-.515であった。258名のデータに基づく確証的因子分析の結果、モデル適合度はGFI=.828、AGFI=.791、CFI=.925、RMSEA=.079、AIC=687.085、χ2値=589.085(df=227, p <.000)であり、因子間の標準化推定値は.60~.89、因子間相関係数は.63~.79であった。Cronbach’s α係数は尺度全体で.957、第1因子.954、第2因子.926、第3因子.849であった。テスト・再テスト法による級内相関係数は総スコア.908、第1因子.927、第2因子.849、第3因子.911であった。結論:外来通院するUC患者が抱える疾病に伴う不安尺度として3因子、23項目から成る尺度を開発した。本尺度の妥当性、内的整合性、安定性が確認された。doctoral thesi

    Report on Community Workshops with Industry-Government-Academia Collaboration Part_2 ―A Case Study of Chaya Sakura Street, Ashiya City―

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    本教育・研究誌の前号である「生活環境学研究 NO.11 2023」の「論説・報告」欄に「産官学連携におけるまちづくりワークショップの実践記録 ―芦屋市茶屋さくら通りを対象として―」を発表している。本稿は,そのプロジェクトのひとつにあった「えほんみらいプロジェクト」の続編である。departmental bulletin pape

    白氏文集訳解ノート―新釈漢文大系『白氏文集』第五冊・第六冊・ 第七冊(上・下)を対象として―

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    Beyond the Frame: Appreciating Oscar Wilde’s “Happy Prince” Outside EFL Classrooms

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    オスカー・ワイルドの短編「幸福な王子」は,小学校で道徳の教科書に掲載されるなど,児童が物語に慣れ親しみ,道徳的思考を深めるための教材として使われている。しかしながら,ここでの「読み」は,あくまでも,「道徳」教育の一環としてのみに限定されるものであり,物語が従来のテクストから切り離されて解釈され,使用されているにもかかわらず,原文から離れることによって生じる解釈上の誤謬について指摘がなされてこなかった。英語文学の視座から物語と道徳教育とを結びつけると,端的に言えば,「特別の教科 道徳」に導入されるときには,学習のめあてに沿う形で大幅に改編がなされており,短編小説の一部だけが切り取られ,教科のなかに取り込まれている。英語圏の文学作品が文学教材として果たす役割についての議論は別として,教科教育で英語文学作品を取り上げるときに生じる問題は,改稿された文学作品を教室で使うことに対する議論が十分になされてこなかった点にある。本稿では,作品の背景を振り返り,道徳の授業で指導されている「幸福な王子」とワイルドの手になる原文とを照らし合わせながら,物語の「空白」を英語文学教育の観点から読み解き,教科教育における英語文学作品の意義を検証する。さらに,英語文学作品がより適切に教科教育に溶け込むようにテクストのさまざまな解釈を引き合いに出しながら,教科指導における英語文学作品の方向性について検討する。departmental bulletin pape

    Current Status and Challenges of Kindergarten Libraries: An Analytical Survey of Kindergartens in Nishinomiya City

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    本研究は、幼稚園図書室の現状と課題を明らかにし、その利用実態および環境の役割を検討することを目的としている。幼稚園図書室の設置は努力義務であり、必置の施設ではないため、図書室の有無や形態、利用方法には多様性が見られる。本研究では、西宮市内の幼稚園を対象に調査を行い、図書室の設置率は 63%であることが確認された。また、図書室の形態や利用方法、蔵書数、予算においても大きな違いが見られた。さらに、蔵書管理システムや人員、予算の不足が課題として浮き彫りになり、図書室の環境整備の重要性が指摘された。これにより、幼稚園図書室が単なる図書の保管場所としてだけでなく、幼児の読書体験を支える重要な空間として機能する可能性が示唆された。departmental bulletin pape

    Inappropriate Childcare and Professional Ethics of Early Childhood Educator

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    本論文では,保育者の専門職倫理の観点からいかにして不適切な保育の防止するかについて論じた。まず,不適切な保育の状況とその対策について概観し,専門職倫理の視点が不十分であることを指摘した。専門職倫理の基本的概念について解説した後,全国保育士会倫理綱領から不適切な保育を分析し,不適切な保育は保育者の社会からの信用失墜させる行為であると同時に,子ども,家族,同僚に対する倫理的責任に抵触する行為であることを指摘した。不適切な保育を防止するためには,専門職倫理を保育者個人が内在化すると同時に,保育者集団で共有することが求められる。そのためには,養成校段階での教育と現任教育の充実が必要である。そして保育者は,個人的な倫理観や価値観ではなく,専門職としての価値や倫理に基づいて実践を行う必要がある。departmental bulletin pape

    A Study on Collaboration between Welfare Workers and Educators Regarding the Introduction of School Education to Juvenile Training and Education Home

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    武庫川女子大学博士(臨床教育学)教護院は、「不良行為をなし、又はなすおそれのある児童を入院させて、これを教護することを目的とする」児童福祉施設である。しかし、教護院の児童は、1947年に制定された学校教育法第23条により、就学猶予又は免除の対象となった。さらに、児童福祉法第48条第2項で、学校教育法の規定による小学校又は中学校に準ずる教科を修めた者に対し、教護院長に修了証明書の発行を認める例外規定が定められた。そして、教護院の児童などは、教育と福祉との“谷間”に落とされてきたという“教育福祉”の問題があった。そこで、本研究では、第一に教護院への学校教育を導入しようとの動きの中で、教護院間、文部省、厚生省の間で行われた学校教育導入論争を辿り、収束に至る過程を明らかにすることを目的とする。第二に、教護院への学校教育の導入による教育職と福祉職の教科教育のあり方の模索と協働の実態を明らかにすることを目的とした。方法は、文献研究とインタビュー調査である。文献研究では、雑誌『教護』『非行問題』『淡海』や学校教育導入論争に関わった小嶋直太郎、石原登などが著した論考を対象とした。インタビュー調査では、滋賀県立淡海学園の教護職と教諭を対象とした。淡海学園を対象にした理由は、教護院への学校教育の導入を進めた小嶋直太郎が園長を務めたことと、論争中に学校教育を導入したからである。しかし、最大の理由は、学校教育が導入されていた1980年代の同時期に、教護職と教諭であった人を対象にすることで、両者の実践を聴くことができるからである。  その結果、本研究を通して、次の4点が明らかになった。1点目は、教護院への学校教育導入論争の議論の過程を3期に分けて明らかにしたことである。第1期は、教護院の児童が卒業証書を課題として、論争がはじまった1950年代とした。小嶋直太郎が厚生省や文部省に働きかけたが、理解は得られなかった。第2期は、全国的な論争に発展した1960年代、1970年代とした。高校への進学率が上昇し、小嶋以外の地方の教護院長も、教護院内で学校教育が必要との意識が生まれ始めていた。また菊田幸一のような法学者も、教護院での学校教育の必要性を訴えはじめた。第3期は、小嶋が教護院の児童の教育を受ける権利を求めて人権救済の申立を行った1980年代とした。厚生省が分校・分教室の設置を認めるようにとの動きであった。  2点目は、1980年代後半の教護院において、1988年に行われた全国教護協議会による学科指導に関するアンケートから、福祉と教育の谷間にある課題を検討した。そこから、福祉職と教育職の協働がなければ、教護院の児童の生活と教育は分離するという課題が示されていたことが明らかになった。  3点目は、淡海学園における事例を用いて、児童を保護する教護職の役割を示したことである。淡海学園から高校へ通った事例Mと、淡海学園から他の地域の高校へ進学した事例Tを検討した。二人の事例から、教護職との信頼関係の有無や、他機関へつなぐ場合に児童をよく知る人が必要であることが示唆された。  4点目は、1980年代の淡海学園の教護職と教諭とが、どのように協働していたかを明らかにしたことである。1980年代前半は、教護職と教諭は学校教育や寮生活を通して、手探りで児童の力を伸ばそうとしていた。そして、職種を超えて相互に学び合おうとしていたことが明らかになった。教護職と教諭へのインタビュー調査から、児童の力を伸ばすためには、異なった職種であっても児童の力を伸ばすという共通目標をもっていたことが、淡海学園における協働の築き方であったことが明らかになった。  本研究は、現代とは異なる時代であることや一事例であるなど限界はあるが、今後も研究を重ねていきたい。doctoral thesi

    The Basic Principles on Prohibition and Resolution of Discrimination Based on Sexual Orientation and Gender Identity of LGBTQ+ at University of Tsukuba: Interview Synopsis on Formulating Processes and Beyond

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    「つくばモデル」と呼ばれる「LGBTQ+に関する筑波大学の基本方針と対応ガイドライン」は、日本の公立・私立大学におけるLGBT支援体制のひな形として採用されており、女子大学から引用されることもある。本稿では、2016年に筑波大学においてLGBT支援の基本方針とガイドラインが策定されるにあたり、中心的な役割を果たしたキーパーソンである大学教員からの聴き取りの概要を述べる。策定経緯においては、「ダイバーシティへの社会的関心の高まり(問題の流れ Problem stream)」、「一部の学生や教職員によるインクルージョンへの取り組み(政策の流れ Policy stream)」、「事務・経営部門の理解と協力を得るための戦略的な交渉(政治の流れ Political stream)」が確認された。次段階の研究では、マクロレベルでの政策決定過程を説明するジョン・キングドンの政策の窓モデル(John W. Kingdonʼs Policy Window Model, 1984)を援用することで、大学運営の管理体制におけるLGBTQ+に関連するアジェンダ・セッティングや、学生支援策・サービスの展開過程について、より詳細な分析が期待できる。The “Tsukuba Model” - the “Basic Principles and Guidelines for Responding to LGBTQ+ Inclusion at University of Tsukuba”— has been adopted as a template for LGBTQ+ support systems at universities, encompassing both public and private institutions in Japan. Notably, this model has also been cited by women's colleges.  This paper delineates the synopsis of a group interview conducted with key figures of faculty members, who played a pivotal role in formulating the fundamental policy and guidelines for LGBTQ+ support at University of Tsukuba in 2016. The formulation of the guidelines was described as involving “increasing social interest in diversity (problem stream),” “initiatives for inclusion by some students and faculty (policy stream),” and “strategic negotiations to gain the understanding and cooperation of the administrative and management offices (political stream).”  In the next stage of research, we can expect a detailed analysis of agenda setting in the university administration and management systems and development processes of the student support policies and services related to LGBTQ+ issues, through the application of John W. Kingdonʼs Policy Window Model (1984), which explains the policy-making process at a macro-level.departmental bulletin pape

    A Retrospective Analysis of Musicking by a Practitioner-Researcher in the Realm of Music Education

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    本研究では,音楽演奏と音楽教育の実践者であり研究者である筆者が10年間に亘り参画してきた,音楽コミュニティの形成を見据えたミュージッキングの事例を,回顧的に検証するものである。初期のミュージッキングは,クラシック作品を題材に設定し,既存作品をアレンジして実践されていたが,直近の実践では,参加者のニーズに沿って,より即興性が高く,既存の音楽作品に全く依存しない題材を用いたミュージッキングの実践に,段階的に移行してきた経緯がある。 紙面の関係で,詳細を示すことはできないが,ミュージッキング実践の変容の過程を振り返り,初めて会ったもの同士で,特段音楽の専門知識や技能を有していなくても,異なる他者同士が出会い,共に関わり合って音楽することができる,実践の特長を検証した。またミュージッキングの実践を,工夫して改善することで,人々の社会的なつながりを促進する媒体になり得る可能性を示した。departmental bulletin pape

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