発表学会名:IUGONETデータ解析講習

IUGONET プロジェクトチーム

八木  学

学会等での発表資料 (presentation in academic conference)発表学会名:IUGONETデータ解析講習会conference objec

八木,  学

IUGONET, プロジェクトチーム

Tohoku University Repository (TOUR) / 東北大学機関リポジトリ

入門編・CUIの使い方(前編)著者 八木  学, IUGONET プロジェクトチームURL http://hdl.handle.net/10097/55351入門編・CUIの使い方（前編）  IUGONETデータ解析講習会 平成25年2月27日    場所： 京都大学生存圏研究所（木質ホール）  東北大学 八木学 yagi@pparc.gp.tohoku.ac.jp 1 1. 初期化する 2. 解析したい期間 (timespan) を指定する 3. ロードプロシージャを用いてデータを読み込む 4. 読み込まれたデータを確認する 5. プロットする CUIの基本的な使い方の流れ 2 初期化コマンド    2003年10月25日から10日間を指定する。    WDCデータベースからDst, Ae, Sym指数をロードする データをロードする ２００３年１０月末に起こった磁気嵐時における地磁気データ（Dst、SYMなど）を読み込む IDL>thm_init THEMIS>timespan, '2003-10-25',10,/day THEMIS>iug_load_gmag_wdc, site=['dst', 'ae', 'sym'] site=‘dst ae sym’ という風に、配列の代わりにスペース区切りの文字列で指定することもできる 3 例1： 2003年11月20日から１日分を指定する     例2： 2010年11月12日1時31分から10分間を指定する 期間（timespan）は以下の書式で指定する THEMIS>timespan,’yyyy-mm-dd/hh:mm:ss’,n,option THEMIS>timespan,'2003-11-20' *１日分の場合(,1,/day)オプションは省略可能 THEMIS>timespan,'2010-11-12/01:31:41',10,/min 期間の指定方法 日付・時間を指定（時間は省略可能） 期間の長さを指定 （sec、min、hour、day） 4 データ使用時の注意事項 データを読み込むと、コンソールに Rules of the road が表示される データを使う際に必要なPIへのコンタクトや、論文に書くべき謝辞内容などが表示される  データ自体の注意事項などが書かれている場合もあるため、使うときには必ず内容を確認すること 5 読み込まれている”tplot変数”の確認 THEMIS>tplot_names 1 wdc_mag_dst           2 wdc_mag_ae_prov_1min  3 wdc_mag_sym           tplot変数名 番号 ロードプロシージャによって読み込まれたデータは、「tplot変数」と呼ばれる特殊な変数に格納される Dst AE Dst指数 低緯度帯で観測された地磁気変動量から算出される地磁気変動指数。主に磁気嵐の強度の指標として用いられる。  AE指数 オーロラ帯の地磁気変動量から算出される地磁気変動指数で、オーロラの活動度を示す。 6 tplot変数の詳細情報 THEMIS>tplot_names, tplot変数名（番号）, /verbose  ,/v でもOK！ THMIS>tplot_names, ’wdc_mag_dst’, /verbose THMIS>tplot_names, 1, /v 番号は tplot_names で表示されるリストで確認 or データの詳細情報が表示される 7 データをプロットする THEMIS>tplot, [tplot変数名（番号）, tplot変数名（番号）,...] 複数のデータを並べてプロットする THMIS>tplot,[1,3,2] プロットする要素が１つの場合、[ ]を省略して    としてもよい THMIS>tplot,1 8 データを成分ごとに分離 THEMIS>split_vec, ’wdc_mag_ae_prov_1min’ データを成分毎に分けて新たなtplot変数に格納する THEMIS>tplot_names 1 wdc_mag_dst           2 wdc_mag_ae_prov_1min  3 wdc_mag_sym 4 wdc_mag_ae_prov_1min_0 5 wdc_mag_ae_prov_1min_1 6 wdc_mag_ae_prov_1min_2 7 wdc_mag_ae_prov_1min_3 8 wdc_mag_ae_prov_1min_4 AE AU AL AO AX 各tplot変数の詳細は tplot_names, tplot変数, /v で確認 THEMIS>tplot, [4,5,6] 9 様々なオプションを指定する optionsの基本的な記述方法 THEMIS>options, tplot変数名（番号）, option名, 値など 例：Y軸のタイトルやラベルを変える THEMIS>options, ‘wdc_mag_dst’, ‘ytitle’, ‘Disturbance storm time’ THEMIS>options, ‘wdc_mag_dst’, ‘ysubtitle’, ‘[nanotesla]’ THEMIS>options, ‘wdc_mag_dst’, ‘labels’,  ‘Dst[nT]’ ytitle, ysubtitle, labelsはtplot変数のメタ情報として保存されており、 tplot_names, tplot変数名, /v とすれば、確認できる。 THEMIS>tplot,’wdc_mag_dst’ labels ytitle, ysubtitle 10 様々なオプションを指定する フォントのサイズを変更 THEMIS>tplot_options, ‘charsize’, 1.5 全体のタイトルを変更 THEMIS>tplot_options, ‘title’, ‘sample plot’ ウィンドウ右下に出るタイムスタンプを消す THEMIS>tplot,1 THEMIS>time_stamp, /off フォントサイズ1.5 タイトル表示 タイムスタンプ非表示 11 ファイルに出力する PNG形式で画像出力 THEMIS>tplot,1 THEMIS>makepng,’figure1’ デフォルトではカレントディレクトリに出力される （Windowsの場合はホームディレクトリ） PostScript形式で画像出力 THEMIS>popen,’figure2’ THEMIS>tplot,2 THEMIS>pclose Ascii（テキスト形式）で出力 THEMIS>tplot_ascii, ‘wdc_mag_dst’ tplot変数の中身がascii dumpされ、テキストファイルとして保存される figure1.png が作成される figure2.ps が作成される popenでPSファイルを開き、tplotなどの描画命令を実行する。pcloseでファイルを閉じる 12 時間幅、軸スケールを変更する プロットする時間幅を変更する THEMIS>tlimit, ‘2003-10-29’, ’2003-11-01’ 軸スケールを変更する THEMIS>ylim,’wdc_mag_dst’, -500, 100 tplot変数名           最小値 最大値 THEMIS>tplot,‘wdc_mag_dst’ パワースペクトルのような２次元コンターの場合、zlim を指定することでカラースケールを調整できる ・tlimit とだけ入力し、ウィンドウを２点クリックすることで指定することも可能  ・tlimit,/last と入力すれば１つ前の選択範囲に戻る  ・tlimit,/full と入力すればtimespanで指定した選択範囲に戻る 13 CribSheetを活用する CribSheetとは ロードプロシージャ等、コマンドの使い方の例が書かれたスクリプト そのまま実行する THEMIS>.r iug_crib_gmag_wdc コピー&ペーストする IDL>thm_init THEMIS>timespan, '2007-01-22',2 THEMIS>iug_load_gmag_wdc, site='kak', resolution='min' THEMIS>tplot_names THEMIS>tplot,'wdc_mag_kak_1min' Crib Sheet が置かれている場所 tdas_x_xx/idl/themis/examples tdas_x_xx/idl/erg/examples tdas_x_xx/idl/ssl_general/examples udas_x_xx_x/iugonet/examples 14 マニュアルを参照する TDASマニュアル  tdas_x_xx/idl/_tdas_doc.html UDASマニュアル  udas_x_xx_x/_udas_doc.html UDASマニュアル（リスト） 今回用いた iug_load_gmag_wdc 「site」等のオプションの使い方などが記されている 15 

入門編・CUIの使い方(前編)

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入門編・CUIの使い方(前編)

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