看護学生を対象としたデス・エデュケーションに関する意識調査

Abstract

看護学生のデス・エデュケーションの認知状況について把握する目的で調査を行い、232名から回答を得た。その結果、(1)看護学生の"デス・エデュケーション"という言葉の認知は全体の28.0%と低いが、過去に"いのちの教育"は65.9%が学んでいた。(2) デス・エデュケーションの目的や必要性は多岐にわたるが、看護学生の認識には偏りがあった。教育の時期に関しては、発達段階をふまえた指導方法の確立が必要である。(3)生涯教育としてデス・エデュケーションは全ての人に必要であり、特に看護学生には重要である。若者は死を考える機会が減少しており、死を身近なものとして捉えられるような看護教育の取り組みを考えていく必要がある

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