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Studies on Production of Double Truss Fruiting Tomato in Water Culture : I. Effects of the Defoliation on the Yield and Absorption of Water and Nutrition

Abstract

水耕によるトマトの密植低段栽培(1.2段どり)では生育のかなり早い時期に摘心するため,茎葉が過繁茂になりやすい. この過繁茂を避けるための一方法として摘葉について検討した. 1)強力段とびヨーズを1976年12月20日には種し,翌年2月17日に水耕ベッドに定植した. 3月23日に第2花房上2葉を残して摘心した. 摘葉処理は4月1日に葉面積が1/2になるようにした1/2摘葉区と,同様の処理をしたものを4月15日にさらに残葉を1/2にした3/4摘葉区を設けた. 2)収量は2/1摘葉区では無摘葉区とほとんど差がないが,3/4摘葉区で約30%の減収となった. 成熟時期は3/4摘葉区の第1果房が平均4日早くなったが,1/2摘葉区では変わらなかった. 3)水の吸収量は摘葉によって少くなったが,その減少程度は摘葉した割合より低かった. 4)肥料要素の吸収量は,NO3-N,Kでは摘葉によって少くなったが,P,Ca,Mgでは特に差は認められなかった. 5)養水分の果実生産効率について無摘葉区と1/2摘葉区を比較すれば,水では同じであり,N03-NとKでは1/2摘葉区が高く,P,Mgではほとんど差がなく,Caでは無摘葉区が高かった. 3/4摘葉区は水及びいずれの要素においても最も効率が低かった

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