Study on the Precision of Estimated Degradation due to Chloride Attack Based on the Measurement of Air Born Salt in Niigata Coastal Area

Abstract

本論文では,新潟県沿岸部の橋梁を対象として,塩害による外観劣化度やかぶりの測定結果,飛来塩分量のデータを収集し,現行の塩害耐久性照査法の妥当性の確認を行った.コンクリート標準示方書に則って,海岸からの距離に応じて提案されている表面塩分量を用いた場合と実測の飛来塩分量から表面塩分量を算出する推定方法の2種類の方法によって塩害劣化状況を推定し,実際の塩害劣化状況との整合率を求めた.その結果,いずれの方法においても 全体の整合率が約80%となり,十分な推定精度を有していることが確認された.また,飛来塩分量のデータから同じ新潟県沿岸部においても,地形や風況に起因する地域差が大きいことが示された.journal articl

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