application/pdf地域で生産されている地域フードブランドを飲食することにより,当該フードブランドを収穫したり,生産したりする未訪問地域へ訪問することに実際つながるのか,つながるとすればどういう理由によるものなのかを探ることを研究目的とした。この種の研究は,重要性が高いにも関わらず,ほとんど研究がなされていないため,焦点を当てたものである。本研究は前編であり,まず仮説的な知見を得るために,インタビューを実施し,個人ごとに,なぜそこに行くのかについての構造図を描き出し,その結果に基づいて,概念図を描いている。そしてインタビュー結果から,概念図に基づいた分析のためのアンケート項目を探索した。本論文はこのアンケートづくりを,プロセスを示しながら,丁寧に行っている。departmental bulletin pape