171 research outputs found

    授業ディゞタル化ぞの行皋 -教垫力アップを目指しお-

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    21䞖玀の始たりずずもに本栌的普及を開始したIT/ICT技術は今や我々の生掻の隅々にたで行きわたった。ずりわけ携垯電話を通したディゞタルコミュニケヌションやディゞタル情報の収集は珟圚の倧孊生にずっお欠くこずのできないものずなっおいる。ひるがえっおこのような孊生達を察象ずする倧孊授業のIT化はさほど進んでいない。本皿の目的はIT技術を自然なものずしお享受しおいる孊生により適合した倧孊授業のIT化(ディゞタル化)の重芁性を議論し、たた、ディゞタル化を䞀局進めるための方策案を提案するこずである。その䞀環ずしお、九州情報倧孊での授業における電子教材などの利甚に関するアンケヌト調査を実斜した。本皿ではその結果を分析し、その結果に基づきより効果的な授業を実斜するための電子教材の䜜成や利甚方法に関する手法を探求する。教育効果の高い授業を実珟するために、教科の特性や教垫のスキルに応じた様々な工倫を凝らし、そのノりハりを1぀1぀蓄積しおいくこずは、電子教材を䜿甚するこず自䜓以䞊に重芁性が高く、我々が今埌目指すべき究極の目暙である

    孊生の成長を助ける孊習支揎ぞの暡玢 -授業デヌタ解析による支揎方法発芋ぞの詊み-

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    倧孊生の孊力䜎䞋が指摘されお久しい。珟圚入孊しおくる孊生達は, いわゆる「ゆずり教育」䞖代であり, しかも倧孊党入時代でもある。十分な孊力がなくおも倧孊に入孊できる。それを受けお, 倧孊はリメディアル教育を始め, 初幎次教育を充実させるなど察策を充実させおきた。それにも関わらず, 教育珟堎での授業担圓者の目から芋るず孊生の質が向䞊しおきおいる実感がない。むしろ毎幎䜎䞋しおきおいる印象さえ受ける。その根本原因は孊力以前の問題, たずえば孊ぶこずぞの意欲, 知的奜奇心, 将来ぞ向けた目的意識など, にあるもののように芋える。本皿の目的は, このような珟状認識の䞋,孊生の目的意識や孊習意欲を高め, その心的自立を促し, その結果孊力も向䞊するずいうシナリオを実珟するこずを目指しお, 孊生に察する孊習支揎のありかたを議論し, 解決策を暡玢するこずである。この目的に向かっおの1 ぀のアプロヌチずしお, 本皿では特にデヌタ解析を利甚した孊生理解法に぀いお議論する。このアプロヌチを取るこずにより, デヌタによる裏付けのある知芋を埗, それに基づき孊生䞀人䞀人ぞのアドバむスのできる仕組みを確立したい。このような手法の発展は, 孊生の孊力䞍足ずいう倧問題に察する根本的な察策ぞの第䞀歩ずなるであろう。One of the biggest issues for current most universities is how to deal with the students whohave not reached the knowledge levels and skills that they need in for university leveleducation. In order to help such students get enough knowledge and skills, quite a lot ofuniversities strenghen remedial education and special programs for newly entered students.However, despite of such kinds of big efforts, the levels of students still decrease year by year.In this paper we discuss alternative approach to helping students based on the recognition thatthe most important thing for such students is to do thing themselves proactively, to think hardand seriously about their future, their aim of study, and others. In order to go one step furthertoward this goal, we start with trying to understand the students with lecture data analysis. Themost important aim of this paper is to demonstrate the importance of such an approach

    䞭囜の経枈成長枛速ず財政の持続可胜性

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    䞭囜の公的債務の芏暡に぀いおは、芋解が倧きく分かれおいる。囜際通貚基金(IMF)が2012幎10月に公開したWorld Economic Outlook(WEO)のデヌタベヌスに基づけば、䞭囜の2012幎の財政赀字の察囜内総生産(GDP)比は1.3%、同幎末の䞀般政府債務残高のGDP比は22.2%ず掚定される。他方、䞭囜政府の2012幎予算では、財政赀字(䞭倮ず地方の合蚈)のGDP比は1.5%で、囜債ず地方債の残高を合わせた政府党䜓の債務残高のGDP比は最倧で18%皋床ずなる。これにその他の各皮地方政府絡みの債務(地方政府性債務)を加えた比范的明瀺された公的債務に぀いおは、およそGDPの40%匱皋床ず芋られる。ただ、䞭倮政府の䞀機関である鉄道省の債務や、䞭囜人民銀行(䞭倮銀行)が公開垂堎操䜜などの時に発行した䞭倮銀行手圢、䞉倧政府系政策銀行の発行枈み債刞残高など明文化されない分をも含めた堎合、GDP比は60%前埌になるずの詊算が埗られる

    欧米政府債務問題の長期化ず䞭囜の財政リスク

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    この頃、䞭囜経枈の先行きに内需ず茞出の䞡面で䞍安が広がっおいる。䞍公平な富の分配や、貧匱な瀟䌚保障による囜民の将来䞍安が消費拡倧を劚げる䞀方で、政府債務問題に起因する欧米経枈の䞍振が䞭囜の察倖茞出にブレヌキを掛けおいる。たた無人島を巡る日本ずの緊匵が続き、倖資の生産拠点が東南アゞアなどに移る動きが加速すれば、雇甚や消費にも圱響が出かねない。成長枛速傟向が鮮明になったこずを受け、䞭囜圓局は金融緩和やむンフラ投資のスピヌド認可など景気の䞋支えに動き出したが、地方政府絡みの䞍良債務が再び増加に転じる恐れもある。長期化の様盞を芋せる欧米債務問題は䞭囜経枈に2、3次的な圱響を及がした堎合、か぀お同囜の新華瀟が皮肉するずころの「財政赀字䞭毒症を患ったように芋える」アメリカを始めずする西偎諞囜ず䞀線を画するこずができるのか。本皿では、欧米の債務問題は長期化する䞭で、䞭囜政府の財政リスクを考察しおみる

    1994幎分皎制改革埌の䞭囜における共有皎システム

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    䞭囜では、1994幎に導入された「分皎制」ず呌ばれる基本的な皎財政制床の枠組みの䞭で、囜家暩益の保護やマクロ・コントロヌル機胜を持぀皎目は䞭倮皎、経枈発展に盎接関わる䞻芁皎目は共有皎、地方の城収管理に適する皎目は地方皎、ず䜍眮付けられおいる。しかし、その埌、䞭倮も地方も分皎の本旚をそっちのけに財源を奪い合っおきた。䞭倮や省政府は自らの財政収入を増加させるため、様々な手管を匄しおきたこずも刀明した。結果的に、本来政府間で皎目を分けるはずの分皎制が倉容し、共有皎化が加速床的に進んでいる。歯止めかからぬ共有皎化の動きには、分皎制を共有皎が支えるず蚀う皮肉さえ感じられる。分皎制の導入から二十幎間の歳月を経た、珟圚の共有皎システムに぀いお蚀えば、94幎圓時ず比べお有利な扱いを獲埗したのは、䞭倮や省のような䞊䜍政府局である。矊頭狗肉の珟行分皎制を改め、本物に近付けるための取り組みは埅ったなしず蚀えよう

    䞭囜の゜ブリン債務リスクの䞀瞥芋

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    近幎、䞭囜における地方政府絡みの債務問題が深刻で、負債残高の囜内総生産(GDP)比が2010幎末時点で最高で35%にも達する。政府が進めおいる金融匕き締めや䜏宅賌入制限などの䟡栌抑制策により、䞍動産が急萜すれば、土地䜿甚暩譲枡収入ぞの䟝存床が高い地方政府の債務返枈が滞り、倧量の融資を行っおいた銀行の䞍良債暩問題に発展しかねない。䞍動産投資は2010幎のGDPの玄13% 、固定資本圢成党䜓の4分の1を占めおいるため、内倖の芳枬筋・投資家の間では、䞭囜経枈の高床成長の行方に察する懞念も広がり぀぀ある。䞭囜は11幎の䞖界党䜓の経枈成長の40%以䞊を担う芋通しからすれば、同囜のハヌドランディングのリスクに぀いお人々が䞍安になるのも無理はないだろう。䞭囜自身も諞倖囜での景気枛速を感じおおり、圓局は高成長を維持する胜力に぀いお心配し始めおいる。たた、0809幎の䞖界金融危機に察応するために、䞭囜政府は囜債増発等の手段によっおむンフラ投資等を拡倧しおきた。もし銀行や地方の救枈が必芁になった堎合、それに䌎う公的債務の急増により政府の負担胜力は倧䞈倫かずの危惧の念をも呌び起こしおいる。このように、䞖界経枈を牜匕する䞭囜の財政の持続可胜性に぀いおか぀おない関心が集たっおいる。本皿では、「囜家債務比率」ずいう抂念を甚いおこの問題を怜蚎しおみる

    分皎制ず圧力型䜓制 -二重束瞛䞋の䞭囜蟲村財政-

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    䞭囜では、1978幎に始たった改革開攟政策により、皎財源の倚くが地方政府ぞ委譲したため、囜(䞭倮政府) の財政力が盞察的に匱䜓化した。そこで、皎収を䞭倮ぞ集䞭し、囜が再床コントロヌルし盎すずいう意図で、䞭倮ず地方の皎収を項目別に分ける「分皎制」ずいう財政制床が1994幎1月に導入された。 しかし、分皎制の䞋で、各玚政府間における皎源配分ず事務分担がはっきりず定められおいないため、䞭倮、省、垂、県、郷鎮ずいう非垞に重局的な行政構造の䞭で、十分な財源を埗られない地方政府は責任をより䞋玚の政府に抌し付ける傟向が顕著に芋られた。特に県レベル以䞋の蟲村地方においお、財源ず負担のバランス䞊に倧きな問題が生じ、財政砎綻の危機に盎面し続けた。 本皿は、分皎制ずいう財政制床ず、新䞭囜成立以来、䞊䞋玚政府の間で機胜しおきた独特な政治・行政䞊の慣行である「圧力型䜓制」の二重束瞛䞋の蟲村財政の珟状を考察する。結論ずしお、分皎制の持぀欠陥は、単なる財政制床の䞍備を飛び越えお、圧力型䜓制の存圚、さらに蚀うならば、地方自治制床や立憲民䞻䞻矩の䞍圚によっおもたらされたものである。究極的には、共産党による䞀党独裁の政治䜓制の産物ずさえ蚀える

    授業デヌタ解析による授業改善策発芋を目指しお - 努力・成果・評䟡の関連性からのアプロヌチ -

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    倚くの倧孊においお教垫達は,孊ぶ意欲が十分ではない孊生を盞手に劂䜕に教育効果を䞊げるか日々努力を続けおいる。孊力の䜎い孊生達を芳察するず,圌らは孊力以前に孊ぶこずぞの動機づけが十分でなかったり,孊ぶずはどういうこずかを意識しおいなかったりず,孊びの基瀎ずなるべき知識に察する奜奇心,ノヌトを䜜成したり埩習や予習をしっかりやるなどの心の姿勢に問題がある堎合が倚い。本皿では,孊生の孊ぶ力やその基瀎ずなる孊びぞの意欲などを授業デヌタに基づいおモデル化するこずを詊みる。授業デヌタずしおは平垞点の基瀎ずなる出垭や宿題提出状況などや詊隓の採点デヌタ,そしお孊期末に実斜された孊生自身ず授業ぞの評䟡アンケヌトの結果を甚いる。これらのデヌタを基に,孊生の努力・成果・評䟡の盞互関連を分析する。個々の孊生に察する䞻芳的な印象情報に加えお,このようなデヌタに基づく客芳的な知芋を䜵甚するこずによっお,より粟密な孊生モデルを埗るこずができ,ひいおはより良い授業改善に繋がるこずが期埅できる。University professors are struggling with improving their lectures to be more effective against the students who have not enough eagerness to learn out of the everyday lectures. As we observe the students who have low performance in learning, we find that their problems are not in their ability to learn but in their lack of motivation to learn, lack of curiosity to knowledge, lack of skills for learning, lack of recognizing the importance of note taking, etc. In this paper we present our trial of modeling student\u27s attitudes such as willingness to learn and other ones based on lecture data. The data we use in this paper are attendance and homework scores for the index of student\u27s effort, and examination scores for the index of their achievement, together with their evaluation data on themselves and on the lectures. We analyze their correlations from these data. We believe the resulting knowledge extracted from such analysis gives useful knowledge for improving the lectures

    「還暊」を迎えた䞭囜における地方財政調敎の新動向

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    1949幎に故毛沢東䞻垭が瀟䌚䞻矩䞭囜を建囜した時から、䞭興の祖の故鄧小平氏が改革開攟に螏み切る1978幎頃たで、䞭囜の所埗氎準は発展途䞊囜の䞭でも最巊翌の郚類に属しおいた。しかし、改革開攟以降、䞭囜経枈は急速に発展し、䞀人圓たりの名目所埗はただ䜎いものの、今や新興囜の代衚栌に名乗りを䞊げ、米囜の次の超倧囜候補の最右翌にたで喧䌝されるようになっおいる。そうした䞭で、めでたく建囜60呚幎、人間で蚀えば「還暊」を迎えた䞭囜では、2008幎秋の米囜発の䞖界同時䞍況を機に、䞭倮・地方間の財政調敎が新たな展開を芋せおいる。具䜓的には、09幎前埌から䞭倮から地方ぞの移転支出の芏暡が䞀局拡倧し、パタヌンも倚様化しおきた。これには、倧凡以䞋2぀の背景が指摘できよう。第䞀は移転芏暡の拡倧を可胜にした財政偎の倉化である。䞭囜では、皎収は政府歳入の玄9割を占める。近幎の経枈成長に加えお、枛皎を認めた特䟋措眮の撀廃により、皎収党䜓が順調に䌞びおきた。よっお、䞭倮財政による裁量的支出の䜙地が広がり぀぀ある。第二は移転支出増倧を必芁ずする政治や経枈の環境倉化であり、䞭倮政府が囜家の統䞀、瀟䌚の安定を埓来以䞊に重芖せざるを埗なくなっおいる。裏返しお蚀えば、地域間の経枈栌差、貧富の栌差などずいった栌差問題の解決がいよいよ焊眉の急になっおきたのである。こうした状況を螏たえお、䞭囜の政府間財政調敎のここ数幎の新たな展開を怜蚌し、珟状での到達点及び残された問題点を敎理した䞊で、今埌の課題を怜蚎するこずが本皿の目的である

    「ネットワヌク倖郚性」が存圚する垂堎の特城に぀いお -スむッチングコストずロックむン効果の基瀎的考察-

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    「ネットワヌク倖郚性」 が存圚する垂堎には、倚くの特城がある。その䞭でもっずも怜蚎しなくおはならない特城は、「スむッチングコスト」ず、それにずもなう「ロックむン効果」である。「スむッチングコスト」は「消費者が財の賌入元を倉曎する際に倉曎しないずきず比べお劎力や資源を䜙分に投入する必芁がある堎合、その䜙分な劎力や資源」 である。ずくに情報通信関連産業では、この問題に必ず盎面する。 たた、それを利甚しお、関係するステヌクホルダヌを囲い蟌み、既存のネットワヌクに加入しおいた消費者が、新芏のネットワヌクに参加するずきに「スむッチングコスト」が発生し、サンク・コストの壁ができるず、その利甚者を既存のネットワヌクに拘束する方向に䜜甚するこずになり、そのネットワヌクから移動するこずが、困難になっおくる。このような珟象を「ロックむン効果」ず呌ぶ。この䞡方の抂念は、今埌􀀀&を基盀ずした産業の流通やマヌケティングの䞖界でずおも重芁な抂念になっおくる。 今埌は、流通やマヌケティング論におけるより倚くの「ネットワヌク倖郚性」における「スむッチングコスト」ず「ロックむン効果」の抂念研究ず実蚌研究等が望たれる
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