98 research outputs found

    科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2011)データ集

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    「科学技術の状況に係る総合的意識調査(以下、NISTEP定点調査)」は、研究費の使いやすさ、基礎研究の多様性など通常の研究開発統計からは把握しにくい、日本の科学技術やイノベーションの状況について、産学官の研究者や有識者への意識調査から明らかにすることを目的にした調査である。本報告書で報告するNISTEP定点調査2011は、第4期科学技術基本計画期間中の2011年度~2015年度の5年間にわたって実施する調査の第1回目となる。ここで得られた結果は、第4期基本計画に基づく施策が開始されつつある時点の研究者や有識者の認識であり、2015年度まで継続して実施する定点調査の基準点となる。新たな調査の開始に伴い、調査対象者や質問項目の見直しを行った。調査対象者については、大学や公的研究機関と民間企業の回答者の間の認識の違い、論文シェアによる大学グループ、大学部局分野などによる認識の違いを計測できるように抽出を行った。また、第4期科学技術基本計画において「科学技術とイノベーション政策」の一体的展開が基本方針の1つとして掲げられていることを踏まえ、イノベーション政策や活動についての質問を新たに追加した。本報告書はNISTEP定点調査2011の集計結果や自由記述をまとめたデータ集である

    「科学技術イノベーション政策のための科学」 におけるデータ・情報基盤構築の推進に関する検討

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    科学技術政策研究所では、文部科学省の科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業の一環として、エビデンスに基づく科学技術イノベーション政策の基礎となる体系的なデータ・情報基盤の構築を進めている。その方向性や今後の取り組みについて、有識者による委員会で検討するとともに、その議論を深めるためにアンケート及びインタビュー調査を実施した。多くの専門家が指摘している重要課題は、①ミクロデータの利用、②複数データベースの接続、の2点である。すなわち、各種政策の効果の分析や大学等における研究開発の構造的な分析には、従来の集計データのみでは不十分であり、ミクロデータ利用のニーズは非常に大きい。また、複数のデータベースを用いた横断的な分析の必要性が高まっており、データベースの接続に大きな関心が寄せられている。さらに、③データ・情報基盤構築が政策評価に役立つことの重要性が指摘された。また、「政策のための科学」は、政策決定のプロセスに密接に関連することを目指しているため、データ・情報基盤の構築に際しては、④研究者と政策担当者の相互交流と国際的な交流が不可欠、との指摘がなされた

    科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2012)データ集

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    「科学技術の状況に係る総合的意識調査(以下、NISTEP定点調査)」は、研究費の使いやすさ、基礎研究の多様性など通常の研究開発統計からは把握しにくい、日本の科学技術やイノベーションの状況について、産学官の研究者や有識者への意識調査から明らかにすることを目的にした調査である。本調査の特徴は、同一の回答者に、毎年、同一のアンケート調査を実施する点である。本報告書で報告するNISTEP定点調査2012は、第4期科学技術基本計画期間中の2011年度~2015年度の5年間にわたって実施する調査の第2回目となる。第2回調査は2012年10月29日~2013年1月18日に実施した。NISTEP定点調査2012では、回答者に前年度の本人の回答結果を示し、前年度と異なる回答をした質問については回答の変更理由を、前年度と同じ回答であっても補足などがある場合には意見等の記入を依頼した。また、2012年度調査では、NISTEP定点調査2011で観測された状況を更に深掘するために、大学や公的研究機関の知的財産の活用のために実施すべきこと、融合・連携を積極的に進めるべき科学技術分野、大学の基礎研究力の強化の3点についての深掘調査を実施した。本報告書はNISTEP定点調査2012の集計結果や自由記述をまとめたデータ集である
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