18 research outputs found

    <Article> The Political Economy of Industrial Upgrading: A Case Study of the Taiwanese Personal Computer Industry

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    台湟におけるベンチャヌキャピタル業発展の研究

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    台湟は囜際的に芋おもベンチャヌキャピタルVC業の掻発な囜ずみなされおいる。実際1990 幎代埌半台湟の VC 業界は成長期にあった半導䜓・IT 等ハむテク産業ぞ遊䌑資金を集䞭投䞋しおそれを助けそのこずで VC 業界自身も急成長を遂げた。しかし2000幎代以降は投資金額・案件数および VC ファンドの新蚭数も以前のような右肩䞊がりではなくなった。近幎は投資金額・案件数の激枛資金調達の困難さ海倖資金の流入の少なさ初期ステヌゞ䌁業ぞの投資比率の䜎さずいった諞問題が衚面化しおいる。こうした 1 囜あるいは 1 地域の VC 業の発展を巊右する芁因ずりわけ政府の圹割に぀いお探究するこずが本研究の課題である。分析の結果台湟の VC 業の発展は圓初は政府䞻導であったが政府介入は民間 VC 業の発展を促す間接的な方法が䞭心であったこずが刀明した。たたVC 業の発展は半導䜓・IT 等ハむテク産業振興策ずセットになったもので圓然投資察象ずなる産業の盛衰ず密接にリンクしおいる。近幎の VC 業停滞も成長性の高い新産業が十分勃興しおいないこずおよび最近人気の文化創意産業やむンタヌネット関連ビゞネス等は比范的小芏暡・短期的な投資で賄える業皮で埓来型 VC よりも敏速で小回りの利く゚ンゞェルやシヌドアクセラレヌタヌが必芁ずされおいるこずが背景にある

    シリコンバレヌのベンチャヌ゚コシステムの発展「システム」ずしおの䜓系的理解を目指しお

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     本皿は、米囜シリコンバレヌのベンチャヌ䌁業やビゞネスモデルおよびそれを支える各皮アクタヌを、盞互に関連し支え合う「゚コシステム」ずしお理解し、その䜓系的解説の提瀺を課題ずする。そこで、ベンチャヌ゚コシステムを「起業家ずベンチャヌ䌁業」ず「支揎アクタヌ」ずいう倧きく二぀のセグメントの間の埪環で構成されるものず想定する。「支揎アクタヌ」は、「倧孊ず研究機関」「経営支揎専門家法埋家、䌚蚈士、アクセラレヌタ等」、「資金提䟛者ベンチャヌキャピタル等」、「倧䌁業」で構成されるず考える。圌らは「起業家ずベンチャヌ䌁業」に察し、各々の立堎から各皮支揎やリ゜ヌスの提䟛を行う。逆に、ベンチャヌ䌁業が成功した際は、それを支えおきたアクタヌに、色々な圢での芋返りを䞎えるキャピタルゲむンの獲埗、事業・技術の補完、人材獲埗等。この埪環が回り続けるこずで゚コシステム党䜓が存続しおいくのである。 本皿では、䞡セグメント、およびその䞭の各アクタヌの動向を、埓来の状況に加え、近幎抂ね2000幎代以降の新たな展開に぀いお可胜な限り解説した。その内容を簡単に玹介するず以䞋のようになる。先ず、「起業家ずベンチャヌ䌁業」セグメントに぀いおは、掻発な起業文化ず濃密な技術コミュニティの存圚が、起業家の茩出、および起業家・経隓者の蓄積を支えおきた。加えお、近幎では、起業サポヌトむンフラの敎備が進み、か぀シリコンバレヌ流のビゞネス手法が確立した結果、起業が䞀局容易ずなり、特に若者の間で起業の「ポップカルチャヌ」化が進んだ。合わせお、ナニコヌン䌁業が茩出しおいる。「支揎アクタヌ」の「倧孊ず研究機関」では、スタンフォヌド倧孊等からの豊富な人材ず技術シヌズの䟛絊、産業界ずの連携に加え、近幎は、起業家育成プログラムの充実がみられ、孊生や教授らによる起業が匷く奚励されおいる。 「経営支揎専門家」に぀いおは、埓来からある、ベンチャヌ経営に粟通した経営実務専門家法埋家、䌚蚈士等からのサヌビスに加え、近幎は、コワヌキングスペヌスやアクセラレヌタのような起業家支揎斜蚭・育成プログラムが登堎し、事業成長の加速ず起業家コミュニティ圢成の促進がなされおいる。「資金提䟛者」の分野では、埓来、圓地の半導䜓・゚レクトロニクス産業の技術的・起業家的発展ずシンクロする圢でベンチャヌキャピタルVC業界が発展しおきた。近幎は、新䞖代Web起業家登堎に合わせるように、VC業界の再線埓来型VCの停滞ず「スヌパヌ・゚ンゞェル」の発展がみられた。同時にクラりドファンディングが生み出され、資金調達ルヌトが䞀局倚様化した。「倧䌁業」の存圚も゚コシステムにずっお䞍可欠である。か぀おは、スピンオフ等を通じた起業家・経営人材の䟛絊が䞻な圹割であったが、近幎は逆にM&Aによりベンチャヌ䌁業を掻発に取り蟌んでいる出口戊略ずしおのM&Aの重芁性䞊昇。たた、コヌポレヌト・ベンチャヌキャピタルもブヌムずなり、M&Aやオヌプンむノベヌションを支えおいる。 以䞊のように、゚コシステムの各分野で新陳代謝や新たな仕組みが生み出され、局が厚くなり、党䜓ずしお支揎/リ゜ヌス/芋返りの流れが血液のごずく埪環しお、システムの生呜を維持しおいるのである

    台湟半導䜓ファりンドリの技術胜力の研究

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    本研究の課題は、台湟ファりンドリ䌁業(䞻に TSMC、䞀郚 UMC を念頭に眮く) の技術胜力、具䜓的には、1柔軟・高効率の生産システムの構築、および2プロセス(関 連)技術の開発に぀いお、筆者自身の面談蚘録や『公叞幎報』のような原資料を掻甚し、 その詳现に螏み蟌むこずである。既存研究では、1990 幎代以降、台湟ファりンドリ(特に TSMC)が先発䌁業ずの技術 ギャップを急速に埋めおいったのは、半導䜓補造装眮の倧モゞュヌル化・暙準化が進ん だこずを背景に、こうした歩留たりが高く加工時間が短い最先端装眮を積極的に導入し たこずによるずころが倚く、しかも、その資金的負担は台湟の投資優遇制床によりかな りの皋床軜枛されたずいうこずが指摘されおいる。本研究は、それを重芁な芁因ず認め぀぀も、その埌の台湟ファりンドリ(特に TSMC) の持続的発展に぀いおは、技術胜力構築の独自の取組みがあったこずを明らかにする。 即ち、プラットフォヌム戊略による倚品皮少量生産ぞの察応、工堎の自動化・ICT 管理 の掻甚、その前提の装眮・ツヌル等の暙準化掚進、日垞的な改善、経隓・ノりハりの党 瀟的共有の仕組み、研究開発ず量産郚門の連携による迅速なプロセス量産立ち䞊げなど である。たた、プロセス関連技術でも、先端ロゞックの 1~3 幎ごずの䞖代亀代実珟、 システム LSI 向けのロゞック以倖の特殊プロセス拡充、近幎の埌工皋・実装分野ぞの進 出ず先端トランゞスタ研究の実斜などがある。しかもこれらの取組みが、専業ファりン ドリずいうビゞネスモデルの芁請に沿っお、技術的朮流の倉化を螏たえ぀぀高床化する 顧客ニヌズを満たすために、党䜓最適化を考慮しお進められおきたこずを明らかにする。なお、技術胜力の分析に際しおは、藀本隆宏教授の「胜力構築競争」の枠組みを参考 にしそれを簡略化した圢で、「衚局の優䜍性」(生産性・品質・コスト管理や技術開発力、 オペレヌション胜力のレベルの高さを反映するず思われる衚面に衚れた事象)ず「優䜍 性の土台」(衚局の優䜍性の背埌でそれを支える掻動や仕組み、それに圱響する事業戊 略やビゞネスモデル)の 2 局から敎理した

    台湟の堅実経営䌁業 台達電子Delta Electronicsの研究 電源・電子郚品から゚ネルギヌマネゞメント・゜リュヌションぞの展開

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     本研究は、台湟の「台達電子Delta Electronics」以䞋、「台達」ず略蚘の事䟋研究である。台達は 1971 幎に瀟員 15 人の町工堎ずしお創蚭され、その埌ほが䞀貫しお成長し、2017 幎時点で、党䞖界で埓業員数玄 8 侇 7,000 人、売䞊高玄 73 億 4,500 䞇米ドルの倧䌁業グルヌプずなっおいる。䞻芁補品は電源䟛絊噚をはじめずする各皮電機・電子郚品で、近幎ではそれをシステムずしお提䟛し、省゚ネ・䜎炭玠化に資する電気゚ネルギヌマネゞメントの゜リュヌション・ビゞネスを展開しおいる。 持続的な成長性の背景には、創業者の鄭厇華Bruce C.H. Cheng氏の経営哲孊を反映した堅実な経営姿勢がある。本研究では、①ものづくり䌁業ずしおの堅実性䞻力補品・事業の倉遷・拡充、海倖展開、研究開発䜓制、およびそれを支える②䌁業経営での堅実性䌁業グルヌプの組織運営、人材経営、環境経営の 2 偎面に分けお分析する。 分析の結果、①に぀いおは、創業圓初からの研究開発ず品質管理の重芖、それに基づく顧客ぞの迅速な察応ず手厚いサヌビス、そしお早くから欧米顧客の開拓ぞず進んだ囜際性の匷さが芋出された。これを土台に、1970 幎代以降、様々な応甚補品垂堎家電、ICT、グリヌン゚ネルギヌ、産業自動化、グリヌン建築、EV 等が次々ず勃興しおきたこずを背景に、着実に補品の拡充・倚角化を進めおきたのである。堅実さの衚れずしお、既存補品ずのシナゞヌを掻かし぀぀、高付加䟡倀・高利最の垂堎を垞に開拓し、しかも補品の性胜向䞊にも継続的に取り組んできたこずが指摘される。 ②に぀いおは、グロヌバルに展開した䌁業グルヌプ統合の仕組み、人を倧切にし瀟員の孊習ず創意工倫を奚励する人材経営、および積極的な環境経営ぞのコミットメントが明らかずされる。ずりわけ環境経営は、台達にずっお、単なる時流に合わせた付随的な取り組みではなく、同瀟の経営理念である「環境保護 省゚ネ 地球愛護」「環保 節胜 愛地球」を実珟するための䞍可欠の䞀環ずしお行われおいるこずが瀺される。 最埌に、近幎本栌化した倧芏暡な経営改革に぀いおも分析する。これには、䞭囜等の新興競合䌁業の远い䞊げを背景に、これたでの環境゚ネルギヌビゞネスに加え、次䞖代産業むンダストリヌ4.0/ビッグデヌタ/5G/EV 等勃興に䌎うビゞネスチャンスを぀かみずろうずする狙いがあるこずを瀺す。新事業展開ずしお、ずりわけ、スマヌト補造゜リュヌションが今埌の成長分野ずしお期埅されおいる。This is a case study of an excellent steady and sound management company in Taiwan - “Delta Electronics” (Delta). Delta was established as a small factory with only 15 employees in 1971, then, has continuously developed and become a large corporate group with about 87 thousand employees and the revenue of US$ 7.3 billion in the world. Its main products are various electric and electronic parts & components including switching power supplies, motors, electric fans, and so on. In recent years, it has actively promoted electric energy management solution business. The foundation of its continuous development is a steady and sound management style, which is derived from the management philosophy of Mr. Bruce C. H. Cheng, the founder of Delta. This study tries to examine its management in detail through dividing it into two aspects: (a) steadiness as a manufacturing company (i.e. the shift and diversification of main products, overseas evolution, and R&D) and (b) soundness in corporate management (i.e. the control of corporate group, human resource management, and environmental management). The main findings are as the following. In regard to (a), Delta showed good practices such as commitment to R&D and quality control, quick and attentive service for clients, and international customer development from the beginning. Then, it has steadily developed the product lineup in response to the successive rises of various application product markets (e.g. home appliances, ICT, green energy products, automation machines, green buildings, EV, and so on). As examples of its steady management style, I mention some practices such as the utilization of technological synergy, the development of higher valueadded and more profitable products, and continuous effort for improvement of products. Regarding (b), this study reveals a well-developed mechanism for integrating globally-allocated group companies/branches, various devices and programs for promoting employees’ capability and ingenuity, and earnest and comprehensive commitment to environmental management. Among these, environment management is seen as a critical element for realizing Delta’s corporate principles - “environment protection, energy conservation, Earth protection”, which is a substantial mission statement for the company. In addition, I analyze the management revolution which started in earnest in 2017. It is pointed out that one of the purposes of this revolution is to grasp business changes brought by the rise of next generation industries such as industry 4.0, big data, 5G, EV and so on, besides the existing environmental energy business. Especially, smart manufacturing solution is expected to become one of the core businesses for this company in the future. Another purpose of this revolution is to deal with intensified competition, especially with fast-growing rivals from China such as Huawei

    Upgrading in the Taiwanese computer cluster : transformation of its production and knowledge systems

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    <英文論説>The Political Economy of Industrial Upgrading: A Case Study ofthe Taiwanese Personal Computer Industry

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    The Development of Industrial Cluster and Firm-Level Strategy : A Case Study of the Taiwanese IC Industry

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