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Nonlinear Alfven waves in a collision-free plasma

By 川田 勉 and 坂井 純一

Abstract

Hydromagnetic waves propagating in a collision-free plasma are investigeted on the basis of hydrodynamical transport equations. Under the consideration of the electron and ion temperatures, we derived the basic equations which describe the one-dimensional propagation with an angle against the external magnetic field. By using the multiple scalling method the derivative nonlinear Schrodinger equation is derived for the description of the nonlinear dehaviour of Alfven waves propagating parallel to the external magnetic field. As the effect of temperatures, the coefficient of nonlinear term is modified by 1/(1-β^2), where β is the ratio of the sound velocity and Alfven velocity. Using the result of the inverse scattering method, we examined the stationary solitons and found that the peculiar modulation ("spiky soliton") arises from the contribution of the plane wave boundary condition and the resonant interaction appearing in the case of β-->1.一様な外部磁場中の無衝突プラズマ内に誘起される磁気流体波(低周波振動波)は,天体プラズマのみならず核融合プラズマにおいても重要であり,特にアルフェン波は天体的スケールで伝播し興味深い。近年,それらの非線形性を考慮した一次元伝播問題が,谷内等により系統的に扱われた。それによれば,磁気流体波を構成する2種の波,磁気音波とアルフェン波は,それぞれKortewegde-Vries(KdV)方程式と変形KdV方程式という単一の非線形方程式に帰着される。これらの扱いでは,波の伝播方向は磁場の方向と一致せずにある一定角φをなすものとされた。線形理論によれば,アルフェン波は殆ど磁場方向に伝播する。この平行伝播における非線形的な扱いは,まずRogister,次いで川原,Mjolhusによって行われ,微分形非線形シュレディンガー方程式(Derivative Nomlinear Shrödinger略してDOLSeg.)が導出された。DNLS方程式の弧立波解(Solitary Wave Solution)は,Mjolhusによって与えられた。又,数値解析によって平面波的な初期値の変化が調べられたが,適当な条件において通常の分散性媒質中の波動にはみられないショック波的な"つっ立ち”が生じた。一方,市川等は,平面波的な境界条件で現われる弧立波を調べ,それは鋭いパルス的なもの("Spiky Soliton")になりうることを示した。さて,一連の非線形発展方程式の正確解,特にSoliton解を与えるいくつかの数理的な手法が開発され,それに伴って物理学に広く適用された。特に逆散乱法は,非線形発展方程式の初期値問題を解くのに効力を発揮する。無限遠方で解が速やかに消失する境界条件のもとでのDNLS方程式の解法は,KaupとNewellによって与えられた。一方,拡張された境界条件,無限遠方で解が定数,更には平面波に近づくケースでの逆散乱法による解法は,川田等によって与えられた。特に平面波形境界条件を課した時には,市川等の指摘したSpikySoli-tonの存在が解析的に示された。本文は,まず温度を考慮した磁気流体近似による一次元伝播の基礎方程式を与える。次いで線形近似を行って分散式を求め従来のものと比較する。更にマルチスケーリングによって摂動を行い平行伝播する有限微小振巾波の非線形的な振舞を記述するDNLS方程式を求める。この方程式は従来のものと異った係数を持っており,音速C_sとアルフェン速度VAの比β(=C_s/VA)が1に付づくと共鳴現象が生じることを示す。可能な境界条件が吟味され,(i)定数形境界条件と(ii)平面波形境界条件の2種の存在が明かにされる。最後に逆散乱法の結果を使ってSoliton解の性質が論じられる

Topics: 無衝突プラズマ, 非線形アルフェン波, 磁気流体波, 低周波振動波, 一次元伝播の基礎方程式, マルチスケーリング, DNLS方程式, Soliton解, 逆散乱法, ZM2
Publisher: 富山大学工学部
Year: 1980
OAI identifier: oai:toyama.repo.nii.ac.jp:00004259

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