成人期の自己のとらえ直しに関する試論―エリクソン理論のジェネラティヴィティを手がかりに―

Abstract

人生における苦悩に直面した際の自己のとらえ直しのあり方について、本稿ではジェネラティヴィティの社会化を手がかりに考察した。すなわち成人期には苦悩を通して、限りある身としての自己が喚起されることが多くあり、そのような状況ではそれまでの自己では立ち行かず、新たに自己をとらえ直し、組み直すという再体制化の課題が繰り返し生じることをこれまでの研究を概観することによって指摘した。自己をとらえ直す際には、自分自身の人生においてそれを意味あることと捉えられるか否かという意味づけが重要になってくるということ、さらにその意味づけには、「特定の閉じられた帰属集団」から「普遍化」という社会化への一定の発達的方向性があるということを概観した

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Yasuda Women's University Repository / 安田女子大学リポジトリ

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