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11. The Anomalous Behavior of Geomagnetic Variations of Short Period in Japan and Its Relation to the Subterranean Structure. : The 5th report.

By 常次 力武, 泉 横山 and よね子 菱山

Abstract

第1~4報に於て,日本に於ける地磁気短周期変化の異常が,主として日本中部に集中した地球内部に起因する磁場によることが明らかになった。この内部磁場をより詳細に調べるために,第4報の解析結果にさらに吟味を加えた.従来の研究によって確立されている地球内部の電気的性質を考慮することによって,内部磁場から地下400km以下の導電的部分内の感応電流に起因する磁場を差引くことが出来る.その残りが一応日本の地下に存在する異常によるものと考えること許されるであろう.このようにして取出された残留内部磁場は極めて簡単な分布様式を示し,地下の適当な処に磁気双極子を考えることにより説明が出来るように思われる.地表に於ける磁場分布より地下の磁気中心を直接求める力武の方法を改良して,地磁気三成分の分布が与えられている場合の方法を新しく考案し,現在の問題に応用したところ,日本中部の地下150kmにほゞ北向きの双極子を考えればよいことになった.この双極子の伏角は20°ということになる.しかし何故このような双極子で表現されるような異常磁場が地磁気変化に伴って発生するかは明らかでない.その見かけの帯磁方向は通常の電磁感応の理論をもってしては理解に苦しむ.ともあれ,日本に於ける地磁気変化の異常がこのような集中的モデルによってあらわされることは注目すべきことであろう.この電磁気学的研究によって明らかにされた地下の特殊條件と他の地球物理学的現象との関連を究明することは,日本の地下構造を論ずる上に極めて電要なことゝわれる

Topics: 453
Publisher: Earthquake Research Institute
Year: 1953
OAI identifier: oai:repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp:2261/11747
Provided by: UT Repository
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