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青年期の看護学生と高齢者の希望の比較に関する研究

By 美佐子 小泉, まゆみ 伊藤 and 美佐 宮本

Abstract

本研究の目的は青年期と老年期における希望レベルを評価し,希望ならびに失望のとらえ方を明らかにすることである。青年期の看護学生77名と在宅の高齢者164名を対象に日本語版Herth Hope Index (HHI)を用いて希望レベルを測定し,希望の焦点,希望を育む資源,失望の原因あるいは状況,希望が消えそうになったときの対処,希望に関する周囲の支援,希望の意味について半構成的質問によるデータの質的分析を行った。日本語版HHI希望得点は両群にほとんど差がなかった。「将来に目標がある」,「精神的支えがある」の項目で看護学生の方が高齢者よりも有意に得点が高かった。逆に,「芯の強さをもつ」,「将来不安がある」では高齢者のほうが看護学生よりも有意に得点が高かった。希望の焦点に関して,多くの看護学生は職業的自立や結婚など青年期以降の発達課題に関連した事柄をあげていた。一方,高齢者は残された人生を健康で自立した生活を送る,趣味の上達を初めとする自己実現のニーズ,日々を楽しく生きる,家族や仲間との交流などをあげていた。その他,青年期と老年期の特徴を反映した希望と失望に関する分析結果を得ることができた。そして,これらの質的データは青年期と老年期の希望レベルの測定結果を裏付ける内容であった

Topics: 青年期, 高齢者, 希望レベル, 質的分析, youth, older adults, hope level, qualitative analysis
Publisher: 群馬大学医学部保健学科
Year: 2000
OAI identifier: oai:gair.media.gunma-u.ac.jp:10087/1620
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